2024年03月03日 (日) 18:57
連載の終了から、はや一週間あまりが経ちました。
もうあのメイン作は完結したのだという実感が、嫌でも湧いてきました。
「そろそろ連載の続き書かないと……あ、もう完結してたんだった」というパターンが今日までに複数回ありました。四年も続いた習慣はなかなか抜けるものじゃないですね。
そろそろ何か書いてみようかなと思い始めてきました。
しかしその前に、何も書いておらず暇なこの期間に、これまでいただいたもの、報告しておくべきことを紹介させていただこうかなと。
今までは執筆に充てていた時間が、こうして割烹更新に使える!
俺、これからは何かいただいたら、ちゃんとこまめに割烹を更新するんだ!(フラグ)
①追加シーン挿入。
先日完結した
『太陽の勇者は沈まない ~マモノ災害と星の牙~』ですが、後日談が抜けているキャラ、入れるべきシーンで入っていなかったキャラなどがいたので急きょ加筆修正させていただきました。最後の最後でも遺憾なく発揮される我が間抜けっぷり。一生の不覚です。(-"-)
加筆修正された部分は以下になります。
読者の皆様にはご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした。
●舞さんシーン挿入
第1639話
エピローグ④
エピローグ⑤
●田中とカナリアシーン挿入
エピローグ⑤
●日向の母シーン挿入
エピローグ⑤
●六匹の犬たちシーン挿入
第1637話
エピローグ④
エピローグ⑤
●ジ・アビス討伐隊シーン挿入
第1637話
エピローグ④
エピローグ⑤
●エピローグ⑤の北園さんの部分に少し加筆。
②いただいたイラスト紹介。
まずは
たこすさん主催の「第三回この作品だーれだ企画」において、正答特典のイラストを
アホリアSSさんからいただきました。こちらになります。
拙作「気になるあの子と、とんこつラーメン」より、ヒロインの中村さんです。お店の手伝いで、手打ちでラーメンの麺を作っているところです。
すっごい動いていらっしゃる……!
当たり前ですが、アニメーションを動かすためには、動くように見せるためにそれぞれ一枚絵を組み合わせているんですよね。絵一つさえ満足に描けない自分としては、複数の絵を用意するというだけでも脱帽ものなのです。
続きまして、
サカキショーゴ様からいただいたイラスト二点を紹介させていただきます。
一つめは先述のアホリアさんと同じく「だーれだ企画」の副賞です。
拙作、「太陽の勇者は沈まない~」のヒロイン北園さんが、右足の円運動によるブレーキを利用した着地を披露。
すっごいダイナミックな登場!
靴下越しとはいえ、左ひざへの負担が個人的には気になります。
しかし本編での数々の負傷を思えば、これくらい彼女にとってはスリ傷程度のものかも?
……いや、あのブレーキの掛け方はどうあれこうあれスリ傷になるやつ。
同じくサカキ様より、年賀状イラストもいただいております。
「ジョジョタッチで、裏山で剣を見つける前にエロ本を見つけた日向に対するリアクション」というお題のもと、いただいたのがこちら。
サカキ様と二人で「ジョジョタッチの北園さん」の話をしている間も、実現したら絶対に面白いことになると思っておりました。
実現しました。面白いことになりました。
信じられるか? ひとつ前に紹介した元気いっぱいな女子高生と同一人物なんだぜこれ。
さらに
七海いとさんから、「太陽の勇者は沈まない~」の完結のお祝いとして、北園さんの3Dイラストをいただきました。こちらになります。
なんて眩しい笑顔!
ドラクエの二フラムよろしく、光の彼方へ消し去られてしまいそうです。浄化されちゃう。
前回のひだねこさんの時もそうでしたが、この作品の連載当初は、ひっそりと一人静かに完結を迎えるだろうと思っておりました。まさかイラストで完結をお祝いしていただけるとは夢にも思わず。本当に嬉しいです。
アホリアSSさん。サカキショーゴ様、いとさん。
このたびは、素敵なイラストをありがとうございました!
③レビュー
最初に紹介させていただくのは
水渕成分さんからいただいたレビューです。
いただいた作品は「東京深森区」になります。
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■この物語は近未来に植物のディストピアと化した東京で冒険者として戦う少女のアクションです。華麗な戦いぶりをお楽しみください。
たこす様主催の「第三回この作品の作者はだーれだ企画」参加作品です。
4353字のアクション。SF要素もあります。
舞台は近未来のディストピア。人類の果てしなく続く環境破壊についに自然が本気で怒り出したか。「カウンターグリーニング」。植物が異常な勢いで繁殖。かつて東京23区と呼ばれた地域は植物に覆い尽くされ、「東京深樹区」の名で呼ばれるようになります。
人々は安全を求め、海上の空母の中で生活するようになります。しかし、それでも人間には危険極まりない「東京深樹区」に武装した上で入り込む者もいます。
ある者は貴重な資源を得るため、またある者は冒険を求めて。
この物語は近未来に植物のディストピアと化した東京で冒険者として戦う少女のアクションです。華麗な戦いぶりをお楽しみください。
=======================レビューここまで
本作の魅力を余すところなく伝えてくださったレビュー!
深樹区はいつか連載してみたいものですが、肝心の自分はまだ東京に行ったことがありません。連載の前に、一度は取材旅行とかしてみたいものです。
続いて、サカキショーゴ様からもレビューをいただいております。
イラストに続き、こちらでもお世話になりました。
いただいた作品は「たまに見る「作品の先の展開を予想するのやめて問題」に対する最高にクールな解決方法」です。
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■やめて…私の展開を予想するつもりでしょう? 最終考察系の本みたいに。
人気作というモノには読者や視聴者の考察がつきものである。
そしてそれは小説家になろうを始めとするWEB小説サイトの小説も例外ではない。
だがしかし。
中にはそんな考察系の感想が嫌な作家さんがいるのもまた事実である。
もしかするとそんな感想の中にはネタバレなヤツが含まれてて、そのせいで作品の面白さが激減してしまう可能性だってあるのだから。
本作は、まさにそのような作家さんが絶対読むべき……そんな考察系感想に対する悪感情をどうにかしうるかもしれないエッセイである。
気になるその答えを、是非とも覗いてみて下さい☆
=======================レビューここまで
この作品の内容をすっきりとまとめてくださった有難いレビュー!
「あつまれエッセイ企画」に合わせて書かせていただいたこの作品ですが、思った以上に多くのご意見・ご感想をいただき、メイン作の毎日投稿と併走してヒイヒイ言っていた記憶があります。
お次は
いでっち51号さんから二件のレビューをいただきました。
いただいた作品は、先ほども紹介させていただいた「東京深森区」と「たまに見る「作品の先の展開を予想するのやめて問題」に対する最高にクールな解決方法」です。
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■翔という者さまが手掛ける植物もののけサバイバル!森は死んだ筈だったが死ぬことはなかった!
∀・)おはようございます♪♪♪ベイリーフの登場から草ポケモンに興味を持つようになったオッサンで~す♪♪♪いでっちで~す♪♪♪
∀・)本作は掌編のアクション小説になります。たまにはアクションを摂取したくなりますよね。アクション最高だぜ。それで本作はちょっと特殊な世界観。自然破壊を続ける人類に憤慨した世の植物は急激な進化を遂げて、人類を襲うようになったのです!?そういう変わり狂った世で一人逞しく生きる少女がいました――
∀・)ざっくり話せばそういうお話。
∀・)だけどそんな世界観で繰り広げられる格闘こそが面白味のある作品です。
∀・)この作品がゲームになったらプレイしたいかも?と思ってみたり。作者様はこの人を忘れてはいけない翔という者さまでございます。彼が手掛けるとっても目覚ましい世界観にその世界観で繰り広げられてゆくアクション。是非お気軽にでもご一読を☆☆☆彡
=======================レビューここまで
深樹区、もう投稿してしばらく経つのに最近やたらとPVが伸びていると思ったら、どうやらアクション短編の週間ランキングに入っていたみたいです。
先に紹介させていただいた水渕さんや、このいでっちさんのレビューもきっと力になってくれたのだと思います。ありがとうございます!
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■やめてくれよう……私の展開を予想するつもりかよう?最終考察系の本みたいによう?。
∀・)おはようございま~す♪♪♪拙作アクション作品で常連の読者さんから「いでっちさん、まだ死ぬ事があるのでしょう?私は油断してませんからね?」っていうご感想を定期的に頂いていたのですけども、迷惑じゃなかったで~す♪♪♪メッチャ嬉しかったで~す♪♪♪いでっちで~す♪♪♪
∀・)というマインドの在り方を語るのが本エッセイでございます。以上。
;・∀・)それじゃよく分からんですよね(笑)
∀・)はい。簡単に言えば例えば長期連載にて御感想に「次は~な展開がきますね」とか「~な展開がくると思ってますよ」みたいな考察をのっけてくる人達への対策を講じられたエッセイです。
∀・)作者は超大型大作である『太陽の勇者は沈まない~マモノ災害と星の牙~』を書かれている翔という者様でございます。彼もそういう被害に遭われたのかもしれませんね(笑)どんな対策か?是非ご一読のうえでご確認を☆☆☆彡
=======================レビューここまで
被害に遭った、というのは言い方がよろしくないですが、いただいたご感想で見事に先の展開を的中されて「次こそは……次こそは読者様の予想を超える展開を……!」となったのは事実です。
この「次こそは」という思考、連載とかだと特に危険だと自分は捉えております。読者様の予想を超えたいがために、作者も予定していなかった展開にプロットを曲げて、曲げて、曲げまくって、収拾がつかないところまで行ってしまう……。
そんな考えに至り、自らに言い聞かせると同時に、他の作者様も同様の事態に直面した時、その悪循環を防ぎたいと思って書かせていただいたエッセイになります。無理せずプロットどおりに行った方が良いパターンも多いと思うのです。
最後は
AKI様からいただいたレビューです。
いただいた作品は「気になるあの子と、とんこつラーメン。」になります。
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■まさか、こんな所に!
偶然入ったラーメン屋に同級生の女子が居た。
それも客としてではない。
店員として居たのである。
制服以外の姿の同級生を見ると、新鮮さを感じてしまうことだろう。
店での姿となると、さらにその傾向は強まると思うのだ。
さらに、その同級生がラーメンを作ってくれるというではないか!
そうなると主人公の心に何の感情が生まれたかは書くまでもないだろう。
そんな二人のやり取りを楽しんでください!
=======================レビューここまで
ラーメン屋でも、ファミレスでも、ハンバーガーショップでも、なんならコンビニでも、制服を着こなす女子ってそれぞれ素敵だと思うんです。
このようなレビューを書いてくださったAKI様とは、きっと熱く語り合えるはず。
改めまして皆様、素敵なレビューをありがとうございました!
④お礼の作品紹介
それでは自分も皆様の作品を紹介させていただき、せめてものお返しを。
アホリアSSさんの作品は、こちらを。
●
水は何処へ
逃げ水、ひいては自然現象の一つである蜃気楼について解説してくださる短編作品です。
蜃気楼ってロマンある現象ですよね。ゲームや漫画にも、蜃気楼を一つの要素とするキャラや劇中舞台はちょくちょく登場するイメージです。正しい知識を仕入れたいと常々思っていたので助かりました。
サカキ様の作品は、こちらを。
●
王子殿下とその浮気相手たる男爵令嬢を破局させるため、側近が王子殿下に『相手が隠してる物事が見えるようになるクスリ』を飲ませた結果。
自分の『深樹区』と同じく、第三回だーれだ企画の参加作品です。
企画の文字数制限により省略されていた後半部分が加筆された完全版となっております。
このハチャメチャな婚約破棄は、まさにサカキ様のセンスあってこそ生まれた唯一無二のスタイルと言っても過言ではありません。発明卿が良いキャラしすぎです。
いとさんの作品は、こちらを。
●
子猫を拾う。そして大家さんと甘いコーヒーを飲む。
猫の日にちなんだ作品。
子猫の可愛い鳴き声の破壊力は異常です。脳と正気を粉砕されてしまいます。そりゃあ当然お持ち帰り不可避。
はたして主人公は大家さんとフラグが立つのか。あるいはすでに立っているのか。
いとさんはこういった、読者側をやきもきさせるような描写(匂わせ?)が巧いと個人的には思っております。いやでもダイレクトイチャイチャも得意なイメージが。
いでっちさんの作品は、こちらを。
●
本物の悪役令嬢はその時に微笑むーー
悪役令嬢というテーマをいでっちさんなりに吟味、消化し、出力した作品だそうです。
いわゆる悲恋モノで、耐性が無い人にはオススメしにくいかもです。
でも自分はこういうのも好き。
胸に杭のような何かが刺さる、あの読後感を必要としている時がある。
AKI様の作品は、こちらを。
●
父の横顔
主人公の女性の一人称視点で、幼い頃の父のこと、母のことなどを振り返りつつ、現在の旦那さんのことや現状などを見つめ直すお話。
良くも悪くも主人公を束縛する過去の記憶に、どう折り合いをつけるか。個人的にはそこがとても気になって、お話の流れはゆったりでありながらも、ページをスクロールする指が止まりませんでした。
情景描写が丁寧かつ鮮やかで、これぞ純文学という印象でございました。
※追記
水渕成分さんへのお礼の作品紹介が抜けておりました!
水渕さん、誠に申し訳ございません!
こちらを紹介させていただきます。
●
ワンダリングモンスターバスターズ(内閣府直属特殊鳥獣対策室)
こちらも第三回だーれだ企画の参加作品。
世界一イカしたフォルクスワーゲンで、異世界からの招かれざるお客様を盛大に歓迎してやるSFアクションです。
車の用語、パーツ名などがつらつらと出てくる文体は、車に弱い自分には真似できない領域です。カッコイイ。
⑤おしまい
それでは今回はこのあたりで。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
連載が終わったら色々とやりたいことがあったはずなのに、気が付けば、連載の合間に楽しんでいたこと……これまで楽しんできたことばかりやってます。ひたすらショート動画とか。ひたすらゲームBGM鑑賞とか。
新しいことを始めるって、こんなにエネルギーが必要だったと忘れておりました。_(:3 」∠)_
コメントありがとうございます!
あ、どうもご丁寧に。こちらこそご無沙汰しております。(*_ _)
連載完結でございますか! おめでとうございます!
自分の作品が誰かの勇気を湧き起こすほどに役立っていたとは……。この上なく嬉しいお言葉です。
自分は三国志は詳しくないので、自分が同じく三国志をテーマに作品を書こうとしたら、恐らく朱緑樹様の50分の1の文字数が書けるかも怪しいでしょう。自分から見れば、歴史モノが書ける朱緑樹様もすごいのです。
こちらこそ、嬉しいご報告をありがとうございました。連載お疲れさまでございました!