2020年03月12日 (木) 07:34
作者雑感はじまるよー。
時折、ここに書き込む感想でまだ読んでないけど、というのがあったりしますが、ここはネタバレありなので本の楽しみが数パーセントは削れてしまいますよー。なので、読み終わってから見るのです!
というわけで警告はしたのでスタート。
今回も長い話でした。
本の直しをするとき、直しても直しても終わらないためなんでこんなに長い話を書いたんだ、と思ったぐらいです。直しにもらえる時間は薄くても厚くてもあんまり変わらないので、作業量が増えて大変になるだけなんですよね。
しかも赤入れ(丸山は青だけど)をするとページが増える!
一回目の修正の時にページ数が四十ページは増えたのは編集さんとの笑い話です。
ほんと、次回はもう少し薄くしたいですね。300ページは無理だろうから、400ページぐらいで十分かな。
起100、承100、転150、結50とか?
正直、手に持って読むと結構読みにくく感じました。なので、こんなページ数は二度とやりたくないですね。
さて、そんな将来への目標はおいておくとして、今回の話で1巻から舞台になってきた王国の話にはほぼほぼ結末がつきました。
キャラが多い分、厚くもなりましたが皆さんの好きなキャラが満足のいく終わりを迎えられたでしょうか?
であれば嬉しいですね。
もし、もう少し違えば多くの人の未来も変わったでしょうが、丸山のオーバーロードではあの終わりです。
もし、その終わりが気に入らないのであれば──二次創作ですよ、二次創作!
原作が間違っているというパワーワードを使って好きに物語を作ってください!
丸山はそれを肯定します!
それにしても基本的にラノベの主人公が仕える国って防衛しかしないよね。
悪の国が攻めてきて、それを迎え撃つパターンが多いと思う。……いや、丸山が知らないだけなので、もっとたくさんあるかもしれないけど。
オーバーロードは丸山の納得がいかないところを潰して作った高二病作品です。なので、攻め込む話です。弱肉強食です。国を維持するというのは綺麗ごとではないのです。ナザリック自体正義の組織ではないのです。
正直、最強ものとしてあいつのとの戦闘は合格ラインであったとは言えないかな。ギリギリ……かなぁ。
でもこの状況下であいつが出てこない筈がないし……。
そして個人的に、計画を立てて行動する頭があるなら失敗した際のリカバーなども準備しておくと思うんですよね。
この辺がオーバーロードの弱点かもしれません。設定に縛られて、物語を優先することが出来ない。とはいえ、オーバーロードなんだからこんなのもありでしょう。
丸山としてはこういったオーバーロードの弱点などを踏み台に、更に進化を遂げた作品を書いてほしいと思っていますよー!
あと三冊で終わりなので、それ以降は丸山は消費する側で楽しみたいのです!
個人的に読んでみたいのはビオトープ系な作品です。youtubeでもそういうの見て楽しんでます。
さぁ、丸山のために頑張るのだー!
そんなわけでキャラ個別に
ツアー:
えっと、良い竜ですよ?
ただし上に立ち、彼自身ちゃんとした目的をもっているので時には冷酷です。まぁ、当たり前のことですよね。
アズス:
パワードスーツ強い! だけの人ですね。
弱いとは言えないとか言ってますけど、レベル的にはぶっちゃけ弱いです。チーム最弱です。
ちなみにこのパワードスーツはアズスの物であって、ツアーの物はないです。なんでこいつが持っているの?という疑問が明かされる時はあるのだろうか……?
ちなみに元々の持ち主の名前は今のところ出て来てませんね。匂わせてはいるかな?
ブレイン;
オーバーロードの根底にある設定に関わっており、システム的にあり得ないが、あり得る人。なんのことやら。
昔からあの展開は考えていたが、多分、昔の丸山はもう少しだけ違う描写を考えていたんだろうな、とは思う。
というのも正直、二回目のコキュートス発言は不要だった。これは結構大きな失敗だったかもしれない。
なんのこと? と思った人は普通の人。
ああ、あれね。と正解に思い当たった人は少し異常な人。君の記憶力はどうなっているの?
兎に角、合掌。
嫌いな人の少ない、良いキャラだったんじゃないでしょうか?
ラナー:
ブラクラ。なんだあのイラストは……。
うぉー!
巻末の二つ名は黄金の姫ではなく、たった一部屋の領域守護者が正解でした。布石まで張っていたのに忘れるとは何事だ……。
役職●●は布石で、今の段階では絶対に分からないことなので気にしないでください。
丸山は最終巻以降の布石とかも平然と準備しているので気にならないところは気にしないのが一番です。ドワーフの件とか、ですよ。あの剣はすぐに回収できますがしないですし、持っていかれた金属の話とかは……何巻だろう。21? いや違う?
まぁ、兎に角彼女の話ですよね。
えっと、読み返しても良く分からない動きをしているところがありますが、皆さんの思うところが正解です!
クライム:
最後まで道化だった人。まぁ、彼はそれが幸せなんだから良い人生なんだろうね。
あの後、結構ショックが待っているけど、ラナーが優しくしてくれるよ!
Q:なんでラナーの心を射止めたの?
A:アニマルセラピーです。でもラナーは既に歪んでいたので、それ以上まともになりませんでした! アインズがナザリックで世界が完結してしまっているように、ラナーもクライムで完結しているんですよー。
ザナック:
個人的には非常に良いキャラだったと思う。鎧を着た姿は似合ってないけど、それを含めて良いキャラだったなぁ。
ランポッサの子供の中では一番良い奴なんじゃないでしょうか。というか、一番下の妹があまりにもクソ。
巻末の説明にあったような明るい未来見たかった。
ちなみに立場の所為で未婚です。彼自身、デメリットの方が大きいと考えたので、結婚する気になれなかったというのもありますが。大公になれば結婚できたし、したでしょう。
ランポッサ:
アルベドに勝った王様。あれを言われたらアルベドもどうしようもないよね。
良い王様です。
シン・ベルワン・バオウ・ザケルガが打てればアインズたちを掃討できたんですが……。
ガッシュは面白いですよね。でも雷句先生の作品の中では個人的にはヒーローババーンが一番好きです。
蒼の薔薇:
めちゃ殺したかった……。
丸山は女だけが助かる作品は飽き飽きしているんだよぉ!
なろうとかで読んでいるとき主人公の仲間に女が入ると「また女、か」とか思ったりもしているんだよぉ!
もっとゲテモノ系を仲間にしろよ! ミノタウルス、オーク、ラットマンとかのチームで冒険する話を読ませろよぉ!
殺したかった……。というか14巻の途中まで殺すつもりだった……。
悔しい……。
しかし、作者の強権でキャラらしからぬ行動をするのは絶対に許されないことなのだ……。
ヒルマwith八本指:
土下座。一章のイラストで笑った人は多いのではないでしょうか?
勝ち組。
ナザリックに土下座する者は助かる確率が高いというルールでも作ろうか……。
まぁ、なんだかんだと彼らは普通に助かりますよ? 殺すことにメリットがないですし。
ナザリックの面々:
基本的に人間とかどうとも思ってないよ、というのが強く理解してもらえれば嬉しいね!
それとマーレが可愛ければよし!
あの面々は内輪には非常に優しく、外にはめっちゃ厳しいです。
……今まで十分に分かっていることですね。すいません。
フィリップ:
さて、最後になりましたがこの巻の主役(嘘。
上に立つ者にそうそう馬鹿はいない。そういった縛りがある程度、オーバーロ―ドにはあります。しかしながらそんな縛りの例外です。
勿論、彼がそうなった理由などはちゃんと説明してありますが、ここまでの馬鹿になったのはやはり親(教育)が悪いんだと思います。
そしてその後も利用されるために増長しやすいようヒルマとかに色々と操られたわけなので、全部彼が悪いとは言い切れないでしょう。
でも、バカです。
正直、ここまでバカになれるかなぁ、とは少し考えたのは内緒です。
まぁ、現実世界でも驚くようなバカはいますけどね。少し想像力が欠落しているタイプ。正直、そういった人の行動は普通の人には理解できないじゃないですか? そんな感じです。
フィリップはその逆で想像力だけが豊かなタイプなんでしょうか。
こんなところでしょうか?
色々とキャラが多いので、もっと語るところもありそうな気もしますが、これぐらいで十分でしょう。
そんなわけで14巻の雑感です!
あと15巻、16巻、17巻で完結ですね!
もう少しだけお付き合いくださると嬉しいです。
それでは!
ヤルダバオトと魔導国との繋がりに気づき得る可能性を秘めた人間でしたが、最期まで剣に生きましたね。