2013年04月23日 (火) 11:52
質問になりますが、時として、自身にとっては思わぬ作品を掘り出して見てしまうことはありますか?
まあ時たま……というか最近そんな経験結構してるような気がする。
また一つ、自分が嵌るジャンルの幅が妙に広いせいで一体にどこにそんな嗜好の種が植え付けられたのか分からなくなる。
女っ気がほとんど一切ない、『バカヤロー』『このヤロー』と怒号が飛び交うアウトレイジビヨンドを借りて見て、これ劇場で見たかったなと自分の物差しではとても面白かった映画見る一方で、逆に女の子だらけで男っ気がほとんどない4コマ漫画を雑誌で読んで単行本買ったりする。
こんかいはその漫画のレビューです。・Good night! Angel作:柊ゆたか
芳文社のまんがタイムミラクで連載中の4コマ漫画、記事ののタイトルはタイトルを直訳したものです。
何かギャバンの『よろしく勇気』みたいな感じになったな。
主人公、高一の境川ゆりは、内気で不器用ぼっち系の女の子。
でも実は彼女、学生の傍ら、それこそアウトレイジに出てきそうな極悪党どもを成敗する凄腕の仕事人……もとい殺し屋、でも仕事人でも合ってるか。
親の代から殺し屋稼業なこともありで娘には超過保護な母(隠しカメラで娘を監視などをしれっとやる)なせいもあって小中ともまともに友達ができず、でもせめて学校生活くらいは普通の女の子でいたいと、一人暮らしを始めたりと健気に頑張りますが、そんな彼女の願いをよそに――――な、殺し屋としてはプロでも、女の子としては残念な女の子の非日常混じりの日常を描いた物語ってとこ。
大まかな粗筋はこんなとこですかな。
これの魅力を上げるとすれば、やはり主人公のゆりっぺの健気な奮闘模様でしょう。
なにしろこの子。
・黒髪ロング
・ツインテ
・片目隠れヘア
・昼は赤リボン、襟元から見える素肌が眩しい黒セーラー、黒スト、普段着も黒系
・夜はビッチビチなブラックレザースーツ(マテ
・ほっそりとしてる体に適度に実った美乳(オイ
・決める時は決める、でもドジ踏む時は盛大にやらかす、ある分野ではプロフェッショナルだけど、ズレたとこある残念な要素有りのギャップ萌え
猛獣も震え上がらせ、クロックアップでもしたかのように一瞬で相手(同業者相手でも)の背後を取る腕前なのに、日常生活ではクラスメイトにまともに声も掛けられない。
そして気がつきゃ身の回りには
能登さんボイスで吹き替えてるせいもあって(ツインテぼっちなとこは一緒なアインハルト繋がりではない…と言ったら間違いになる)…なんですかこの多重かつ自分にはドストライクな属性のテンコ盛り様は、恐ろしい子!でも最高過ぎる!
もっと見てえ…純情この子日常見てるだけで白飯なら10杯はイケる。
ほうねんそう。の影正さんがアイチきゅんを愛でてるくらい愛でたい(重症
4コマで殺し屋設定って死に設定じゃね?
と思った方もおられるでしょうが、基本ドタバタコメディながら、埋没過ぎず、かといって主張し過ぎない良い塩梅でヒットマンとしてのシリアス要素も入っており、それは上手くドタバタコメディとかみ合ってます。
これは少しでも布教せねばなるまいて。
それにはどうにか最新話感想を載せる習慣を身につけなければ…