43話投稿!
2012年07月17日 (火) 13:26
くぃかそ
「今回は”そんなに”送れずにすんだぞ」

霧桐
「数日は遅れてんだけどな」

くぃかそ
「ううぅ」


     ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

霧桐
「今回は大道回だね」

くぃかそ
「大道大活躍! ゴリラ伊達じゃない」

霧桐
「…………なんか違和感あるのは俺だけ?」

くぃかそ
「さすがに大道はここでいじり過ぎたからね、
 この辺で言い訳しておくけど、
 霧桐キョウダイはそこまで大道が嫌いではありません。
 ていうかこの小説に嫌いなキャラはいませ」

霧桐
「ま、あれだよな。クラスに一人はいる
 弄り易いキャラって言うか……」

くぃかそ
「そうそう、決して弱いものいじめとかではなく、
 ただ弄ってじゃれる感じの。
 まぁそういう感じなので、
 これからでもここではガンガン弄っていきますよ!」

霧桐
「そうそう大道はもういいんだよ、
 それよりアキラだよアキラ
”聞こえない”ってこういう感じなんだな」

くぃかそ
「うん、まぁこの村ならこれくらいやっちゃうよね」

霧桐
「これくらいって……お前映画の見すぎ」

くぃかそ
「いや、ここまでは難しいけど、
 案外簡単に人間の洗脳くらいできるよ」

霧桐
「はぁ?」

くぃかそ
「兄貴見たことない?
 手を上に振り上げるだけですくむ犬。
 まぁ親に虐待されてたりすると
 人間にも同じ事が起きるわけです」

霧桐
「まぁそうだろうけど」

くぃかそ
「後天的条件反射と苦痛、薬剤などによる洗脳を応用した、
 立派な調教方法なのですよ。
 主に軍用犬、警察犬なんかの”動物”に使われる、
 割とポピュラーな手法だよ」

霧桐
「いけしゃあしゃあと…………」

くぃかそ
「まぁ言葉遊びだね。不穏な言い方したけど、
 簡単に言えば”殴って覚えさせた芸”ってな感じで」

霧桐
「やっぱり犬じゃねぇか」
コメント
コメントの書き込みはログインが必要です。