完結
2020年12月12日 (土) 08:36
まずは読了していただいた皆様、ありがとうございます。お疲れさまでした。
ずっと読み続けてくれた方には感謝しかありません。

巧拙はさておき、書かなければ終わらないので書き続けました。
誤字脱字衍字と表記ゆれとルビの有無は、ゆっくり直していきます。
本文の修正もするかもしれませんが、大きく変えることはありません。

そもそもの発端は『プロって単行本を毎月一冊ペースで書けるよなあ』で、
やってみたらどんな感じなのか試しました。アホですね。
頭の中の整理が大変……というのがアホの感想です。

次回作の予定は、完全なる空白です――いや、作品タイトルではなく。
文章表現としては、『憑依する神視点』みたいな三人称も試してみたいと
考えているので、しばしのお休みという感じで。

作品について。

『そのセカ』は、バーレスク作品として書いています。
バーレスクで検索すると、エッチなお姉さんが微笑んでいる写真が出てきたり
しますが、17世紀頃に端を発するムーブメントであり、ジャンルです。
その後、エクストラヴァガンザなども経由して、現在のエッチなお姉さんに
至ったわけです。
本作は、ファルスほどコメディー要素の強くない不条理劇仕立てで。

『赤の女王仮説』については、まず、生物学的な適応変化は生存戦略であって
思想ではありません。
それを踏まえた上で寓喩的に使っています。『鏡のアレ』を。
もっと簡単に言えば、ランニングマシーンですね。止まったら落ちるやつ。
『黒いランニングマシーンのヴィスティード』シリーズだと、なんだか
アスリート感が。

そして、前作『エクセブ』でもそうでしたが、音楽を扱うのは大変。
なろうのグレーゾーンは、『避けたほうがいいっぽいよ。知らんけど』
みたいな領域なので(完全にアウトな領域は論外)、曲名一つ書くにも
慎重になります。駄目というよりグレー。
『曲名とアーティスト名を書かない理由』は、そういう感じです。

もう一つは商標系。これも調べてからでなければ恐い。
『これもアウトだったのか』と、あらためて知った言葉が幾つもあります。
今思えば、メモっておくべきだった……いろいろ勉強になりました。

反省点は多々あれど、書き連ねるのはやめておきます。
132万文字書かなければ実感できないこともありました。
ルビは入れるのをやめるか散々悩みました。手間なので。
なろう作家はこうして葛藤しつつ、労力を費やしているのだなあ……と。

だけど楽しかった。少し休んで次にやるべきことを始めます。

あらためて、最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。
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