特異点な彼女/小噺
2020年08月14日 (金) 03:47
短編で出した㈱ユートピア管理舎、基本的に他作品でも暗躍してると思ってください(笑)

主人公は敢えて名前だしてません。
因みに専務はただの化け物(褒め言葉)ですが、主任は雪女系のモノです。色白おっとり美人。

主人公ちゃんの隣には馬頭な彼がいます。
隣の馬頭。リアルな馬頭。…鼻息が荒くても、馬頭でお菓子をつまんでも、(リ、リアルゥ〜〜〜)としか認識されない馬頭。たまに耳をツンツンされる馬頭。…不憫なり。

彼女のいるサポート課の皆様、最初こそ本来の姿で居ましたが、「歓迎会ですか?嬉しい〜!!」「わぁ!凄いリアル!衣装も素敵ー!!!」と褒め殺し?され、あるモノは羞恥で、あるモノは面白がって人間に寄せてます()
もともとサポート課の皆様は優しさを過分にお持ち。優しい世界(課)。

でも気付いて、リアルな馬頭やドレスで出社とか通勤どうするのかという不思議を…
(皆いつの間にかデスクにいる!気付かなかった〜)じゃないから…


最初こそ主任の管理下のもと、彼女にとってリアルに近い世界へ飛ばされますが、あまりに気付かない為どんどん過酷になります。だが気付かない。
主任は頭を抱え、専務は面白がり、むしろ社内のモノ総出で遊びだします。

なんたって『生きる特異点』。
魔法だろうとなんだろうと、何故か彼女の常識・知識で納得出来る不思議。
気付くのは…いつになるのかな…

因みに入社に関しても、彼女は何故かいつの間にか紛れ込んだ生粋の人間です。本来なら会社説明にも来れません。
※実は彼女、申し込んだのは違う会社の説明会でした。不思議な迷い込み〜

とはいえ㈱ユートピア管理舎には定年なんてありません(便宜上、入社関連の書類では定年を記載しておりますが、小さく※定義上の人間である場合適応と書いてます。彼女は不思議な書き方〜とスルーです)。
いつの間にか人間として逸脱した寿命(存在)になっている彼女。
気付かないまま玩具にされるか、気付いてユートピアで働くかしか道はない…逞しく生きて!!!!
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