2022年01月21日 (金) 10:55
*ネタバレになるような要素を含みます
久しぶりの活動報告となります。
どうやら『僕は完璧でありたいのである』を投稿させていただいてから1年が経過していたようです。
1年経つ頃には高校生になっているだろうと思っていたのですが、まさかまさかの中学1年生。毎日更新を謳っていた頃が遠い昔のことに思えます。
正直なところこの話のメインストーリーは高校生からです。アーニャの人生をテーマにしていることもあり、現在登場している人物の多くは物語の中心人物ではありません。小中学校の知り合いの中で縁が続く人というのは存外少ないものです。
いまさらですが、アーニャはヒーローやヒロインといった言葉が似合う主人公ではありません。この作品のタイトルの通り、アーニャは自分が納得できる自分になるために生きているため、あくまでも第三者を守るといったことは自分の評価のためであり、アーニャが『いい子』になるということは今後絶対にありえません。善人枠という意味ではこの作品のヒーローはトゥリー・ボールボルドです。
さて、殆どの方がお気づきだと思いますが、この作品の第二の主人公とも呼べるスノウ・カルモンテとアーニャが出会うのは高校生になってからになります。スノウやカレンは勿論、登場人物はどこかしらかに欠点があるような人がほとんどです。今後もいい人よりも多い頻度で嫌な人が登場してきますし、これからは一段と不快な描写も増えていくかと思います。
これは世界観の問題なのか、作者である私の問題なのかは定かではありませんが、この作品は純粋に綺麗な物事なんて限られたほどしかなく、醜く薄汚いものが大半を占めています。
あらかじめ謝っておけば許されると考えているわけではありませんが、多くの方々の気分を害してしまうことをここで謝罪させて頂きます。
最後になりますが、『僕は完璧でありたいのである』をここまでご愛読して下さっている皆様に心からの感謝を申し上げます。
話の進みも遅く、拙い作品では御座いますが、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。