日刊ランキングBEST5読まず嫌い&初見感想(ネタバレ有り)1
2014年02月06日 (木) 17:58
作品の感想は読んだかどうか、読まなかった理由、読んだ感想の順で書きます。
日刊ランキングBEST
1:軍師は何でも知っている
連載中13話
既読
異世界にいきなり王太子に拾われる強運の持ち主。御都合主義的強運は嫌いだが、物語の進展上どうしようもないので、取り敢えずOK。主人公はステータス閲覧能力を持っていて、人物を対象にすると能力が数値化される。人物の数値化も個人的に嫌いだが、この小説が他の大抵の作品と違うところは、このステータス閲覧能力が主人公が本来必要としている技能とはずれているところだろう。主人公は人の思いや機微を読み取る事が苦手で読み取れるようになりたいと思っている。しかしそのためにステータス閲覧能力を使うことはできない。それによって大切な事に気付けず、物語の展開に影響を与えている。ステータス閲覧能力は色んな作品で主人公が使う能力だが、大抵の作品では、万能扱いの便利能力扱いされているだけだ。大抵の作品が陳腐化する原因の一つである。万能では無く、例え持っていたところで、失敗することもあるということを描いているこの作品は評価できる。もっと言うなら、持っているからこそ陥る失敗やミスを描けるならさらに伸びる作品だと思う。最終的に人の思いや機微を読み取る為にその弊害になりかねないステータス閲覧能力を自ら捨て去ることができるならば、最高の主人公になると思う。

2:忘刻の魔術師
連載中18話
既読
主人公は過去に遡った魔術師。記憶と膨大な魔力を引き継いでいるので、実質チート野郎。それ以外では特に特筆すべきところはない。他の大半の小説と同じようにしばらくランキングに残ってそのままいつの間にか消えていると予想。

3:神達に拾われた男(仮題)
連載中26話
未読(読まず嫌い)
神様に拾われる、ご都合主義、チート。この3つでもう個人的に読む気がしない。正直小説家になろうの検索機能にキーワード除外検索があれば、この3つのキーワードは必ず入れたいくらい。個人的な価値観として主人公に過保護な作者は、どんなにいい作品でもその作品をダメにする害悪だと思う。唯一評価出来るのは、今も所キーワードにハーレムがないところか。

4:二度目の人生を異世界で
連載中35話
未読(読まず嫌い)
神様に拾われとチートの2冠。食傷気味です。何で読んで5分で終わる内容を粗筋に書く作者が多いんだろう。この作品は見切り発車ですと言っているようなものだろう。まあ、粗筋にもそう書いてあるけど。見切り発射だとか、初投稿だとかそんなもんいちいち書くなよと思う。評価出来るところは20万文字程度書いているところ。内容は知らない。20万文字書いてるならその中で1番の主題になっている所を粗筋に書き直せよと思う。まさか20万文字も書いて内容がないわけじゃあるまいに。

5:異世界で村長やってます。
完結済み7話
既読
異世界に主人公が飛ばされる作品の場合、その移動直後のパターンは大体2通りに分かれる。人に直ぐに出会うパターンと森や砂漠などで遭難するパターンだ。後者の場合、必然的にサバイバルすることになる訳だが、この作品はそのサバイバルの初期装備の問題を島とそれに付随する様々な道具ごと飛ばすことでクリアしているという発想は面白い。特筆すべきはそれくらいか。あとは過剰すぎるチートと御都合主義により安心して読める。テンポがいいので難しいことなんて何にも考えたくない人にオススメ。
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