2016年04月04日 (月) 20:23
お久しぶりです。九十九那です。
日ごろより、拙作におきましては多くの方にご閲覧していただけておりますこと、心より感謝申し上げます。
さて、先ずは近況報告の方を。
創作活動の方におきましては、隔月更新の『氷渡り』ほか、未発表含め、小説、またそれに類似した様々なものに挑戦しつつ、視野を広げようとしている最中です。
その他においては、今まで、及びこれからも多忙な時期ではありますが、何とか多少なりとも時間が取れるように工夫しつつ、様々に取り組んでいるつもりです。
さて、ここからが本題になります。
これからの創作活動のことですが…単刀直入に言わせて頂けば、暫く、作品の更新、および発表を控えさせていただこうと思います。
理由としては、一つにはリアルの方での多忙、と言うものがあります。これからの一年は必然的に、どうしても忙しくなってしまい、今までの投稿ペースですら保てなくなる可能性がある、と判断したためです。
そして、もう一つですが、これについてはどう説明したらよいのか自分でも測りかねているのですが…簡単に言ってしまえば、自身が所謂スランプのような状態にあるから、です。
元々の傾向は、何年も前から、少しずつですが有ったように思います。
2011年から小説の投稿を始めた自分ですが、当時は二週間に一度、少なくとも4000文字程度の文章を書くことができていました。
しかし、2013年にはこのペースがひと月に一度に落ちています。
と、いっても、その間には文章力の変化も有ったりして、またリアルでの多忙さも相まって、直接比較することが難しいですし、文章量だけで物を言うことはできません。
しかしその後数年て、文章量は更にその半分以下に低下しています。更に悪いことに、明らかに文章力が低下しています。
これを書くに至って、私は一度、自分の書いた文章を読みなおしました。
その結果として申し上げると、明らかに最近の文章の方が、表現力の点で劣っています。
地の文の量が、今は遥かに少なく、会話も不自然だったり、話の流れが見えない、思考の飛躍、その他諸々。一部は昔も所々に見られた癖ではありましたが、今はあまりにそれが顕著。様々な技法を試しすぎるあまりか、文章がどんどんと崩れていっています。
正直に言って、今こうして活動報告を書いている時ですら、言葉足らずな自分の部分に心底呆れている有様です。
このような状況をかんがみた結果、作品を皆様に発表することはできない、と判断しました。
勿論書き続けることはできるでしょうが、満足な作品を仕上げることはほぼ不可能だと思います。
したがって、改めて自分の作風を取り戻すため、暫くの間、休止期間を設けさせていただきたく思います。
具体的な期間についてはここで申し上げることができませんが、最低でも一年近くはかかると思われます。
その間は、作品の発表は致しませんが、旧作の見直しを中心にして、執筆自体は行っていこうと思います。
そうしてまた、自信が持てるような作品を書けるようになった時、またここに復帰しようと思います。その時までお待ちいただけると幸いです。
この度は、こちらの勝手な事情によりこのようなことになってしまったこと、心よりお詫び申し上げます。
ご縁があれば、またその時お会いいたしましょう。