なつそね作品紹介所
2021年01月12日 (火) 18:29
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なつそね作品一覧

一般的に「ターン」と訳されるvoltaの連ですが、ここでは解りやすく「転」と呼んでいます。


明るくなる
作者:海堂直也

なつそね度3
真夏
14行
押韻
対句×

一言
この男性、毎年火遊びに懲りないのでしょうか。
60年代の青春映画とか歌謡曲のような世界です。
無責任で気怠い感じが夏らしくて良かったです。


勇者のソネット
作者:やまだのぼる

なつそね度3
真夏
14行
押韻
対句×

一言 
アレを彷彿とさせる内容。
かっこいい!
流石です。


ミッドサマー・ウィズダム
作者:タクバツカガン
なつそね度4
真夏
14行
押韻
対句×

一言
ラップ調のかっこいい作品ですね
転の劇的な展開が素敵
冒頭の「夏はクソ」もパンチが効いています


リストラは、このようにするらしい。
作者:凜古風
なつそね度5
真夏
14行
押韻
対句

一言
テンプレ(定型、類型)投げたら旨い方のお作
約束事はキッチリ守って来られるのが流石です
以下2点のみ、少しだけ残念
2連目の押韻に語尾一文字押韻を採用
課長と係長は相対概念なのか




花火をふたり、星迎え
作者:折原琴子

なつそね度4
真夏
14行
押韻
対句

一言
七夕を題材にした素敵な詩です。
押韻が綺麗に進んでおり楽しく拝読ました。
惜しむらくは、転、対句が弱いのと、最終連の文末押韻で一文字押韻を選んだこと



あをゆふぐれ
作者:陸 なるみ

なつそね度5
真夏
14行
押韻
対句×

一言
ゾクリとする艶っぽい転。
押韻は流石です。
詩の雰囲気を盛り上げていく。
韻文の強みを最大限に活かした、素晴らしい音の響き合い。
対句は今回必須ではないのですが、ここが対句形式だったらどんなかな、と欲が出てしまいます。
ですが、この詩はこれで完成していて、最終連で静かに落ち着いている。

ラブレター募集広告風ですって。
そういうユーモアがまた、この作者さんの味なのですよね。
実に知的で芸術的で気さく。
死にゆく蝉も空蝉も、日本では古今にわたりどこか艶めいたモチーフです。この詩は蝉時雨。そして聴こえない。
焦燥と虚無が入り混じり、哀惜が何かに生まれ変わりそうでそのまま残るような。

リュートの響きが聞こえてきそうな、真夏の夕べにふさわしい詩でした。
ぜんぜん一言じゃなかった。すみません。


バック・トゥ・ザ・チャーシュー
作者:凜古風
なつそね度3
真夏
14行
押韻
×
対句×

一言
とても楽しい詩でした!
作品としては★★★★★
夏の空に飛び上がる例の車は、ポスターになりそうな絵面です。

真夏が感じられるかというと微妙。
全編鮮やかな対句で展開しておりますが、転が無いといっても過言ではなく、最終連は対句になっていないので、要素評価では上のようになりました。


一夜の夢
作者:日浦海里
なつそね度1
真夏×
14行
押韻
×
対句×

一言
ドラマチックな詩でした
内容としては、たいへんに雰囲気のある素敵な詩ですね

真夏の要素は星でしょうか?
ただ星はどの季節にも出てくる要素なので、真夏と特定出来る単語ではないんですよね。


Art0420
作者:海堂直也
なつそね度2
真夏
14行
押韻
×
対句

一言
なにやら苦い青春のひとコマ?
ちょっとロックな感じでしょうか?
疾走感のあるカッコいい詩でした。
タイトルが日の出の時間とのことで、真夏要素が加わりました。季節を表す気温とか音などがあると、更に真夏っぽくなったかも?


真夏の輪舞曲
作者:日浦海里
なつそね度4
真夏
14行
押韻
対句

一言
夜へと転ずる転換から最終連の流れが良かったです。夏の激しい夕暮れがやがて闇へと溶けてゆく感じが、14行の中で語られていました。情景と、物語と、心情と。とてもドラマチックな詩でした。

夏や真夏と言う直接的な語の繰り返しの他にも、葉桜や蝉時雨といった定番の真夏要素がくっきりと入っていて、ああ、夏だなあ、と感じることができました。
ありがとうございました。


甲子園、敗退 ソネット
なつそね度4
真夏
14行
押韻
対句

一言
情景から心象に移行する転が印象的でした。畳み掛けるような絶望感で、この登場人物、このあと自殺でもしないかしらと心配になります。その後を描かず絶望の瞬間を切り取ったところが良かったです。
コメント全6件
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日浦海里
2022年07月31日 00:32
ひっそりと追加で参加していた作品を
しっかり拾って頂いてる。
ありがとうございます。

前回に続き一言どころではない評価についても
ありがとうございます。

対句は難しいですね。
まだまだ練習。

こういう企画を実施いただくと
同じテーマで記載された
他の方の作品に触れることができるので
励み、勉強になり、本当に有り難いです。
日浦海里
2022年07月25日 19:39
早速素敵な紹介をいただき、ありがとうございます。
明確な季語、確かになかったですね。
反省です。

転と対句は意識していたものの
上手く表現出来なかったです。
勉強して出直します。
陸 なるみ
2022年07月12日 02:50
うわー、一言じゃない!
これを拝見してから感想返信させていただこうと思った浅ましい陸をお許しくださいませ。

対句が何のことかわかっていません。
シェイクスピアとか、最後の2行でガツンとくることを言ってるよな~という漠然とした感覚のみです。それが「転」なのかな。
勉強します!

よかった~脚韻の音合わせが「お遊び」にも「足枷」にも感じないように、祈ってました!

哀惜から何かを生み出せるように頑張ります。次の一歩を模索中。
退会済
2022年07月06日 21:27
「なつそね度5」感謝感激ですyo。
せまやり リベンジ できましたyo。
チェゲラ♪ アチョー♪
海堂直也
2022年07月03日 15:40
転 対句 
いや、こりゃ、難しい。
でも、あれね、挑戦したい。
なつそね度 5 欲しくなるわぁ〜
退会済
2022年07月03日 10:58
カッコよかったですか!なつそね度4ですか!ヤッター!
ソネットは難しかったですが、転に全力をそそげたので、悔いはありません。楽しかったです!全てのなつそねに栄光あれ!