2021年01月12日 (火) 18:29
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なつそね作品一覧
一般的に「ターン」と訳されるvoltaの連ですが、ここでは解りやすく「転」と呼んでいます。
明るくなる
作者:海堂直也
一言
この男性、毎年火遊びに懲りないのでしょうか。
60年代の青春映画とか歌謡曲のような世界です。
無責任で気怠い感じが夏らしくて良かったです。
勇者のソネット
作者:やまだのぼる
一言
アレを彷彿とさせる内容。
かっこいい!
流石です。
ミッドサマー・ウィズダム
作者:タクバツカガン
一言
ラップ調のかっこいい作品ですね
転の劇的な展開が素敵
冒頭の「夏はクソ」もパンチが効いています
リストラは、このようにするらしい。
作者:凜古風
一言
テンプレ(定型、類型)投げたら旨い方のお作
約束事はキッチリ守って来られるのが流石です
以下2点のみ、少しだけ残念
2連目の押韻に語尾一文字押韻を採用
課長と係長は相対概念なのか
花火をふたり、星迎え
作者:折原琴子
一言
七夕を題材にした素敵な詩です。
押韻が綺麗に進んでおり楽しく拝読ました。
惜しむらくは、転、対句が弱いのと、最終連の文末押韻で一文字押韻を選んだこと
あをゆふぐれ
作者:陸 なるみ
一言
ゾクリとする艶っぽい転。
押韻は流石です。
詩の雰囲気を盛り上げていく。
韻文の強みを最大限に活かした、素晴らしい音の響き合い。
対句は今回必須ではないのですが、ここが対句形式だったらどんなかな、と欲が出てしまいます。
ですが、この詩はこれで完成していて、最終連で静かに落ち着いている。
ラブレター募集広告風ですって。
そういうユーモアがまた、この作者さんの味なのですよね。
実に知的で芸術的で気さく。
死にゆく蝉も空蝉も、日本では古今にわたりどこか艶めいたモチーフです。この詩は蝉時雨。そして聴こえない。
焦燥と虚無が入り混じり、哀惜が何かに生まれ変わりそうでそのまま残るような。
リュートの響きが聞こえてきそうな、真夏の夕べにふさわしい詩でした。
ぜんぜん一言じゃなかった。すみません。
バック・トゥ・ザ・チャーシュー
作者:凜古風
一言
とても楽しい詩でした!
作品としては★★★★★
夏の空に飛び上がる例の車は、ポスターになりそうな絵面です。
真夏が感じられるかというと微妙。
全編鮮やかな対句で展開しておりますが、転が無いといっても過言ではなく、最終連は対句になっていないので、要素評価では上のようになりました。
一夜の夢
作者:日浦海里
一言
ドラマチックな詩でした
内容としては、たいへんに雰囲気のある素敵な詩ですね
真夏の要素は星でしょうか?
ただ星はどの季節にも出てくる要素なので、真夏と特定出来る単語ではないんですよね。
Art0420
作者:海堂直也
一言
なにやら苦い青春のひとコマ?
ちょっとロックな感じでしょうか?
疾走感のあるカッコいい詩でした。
タイトルが日の出の時間とのことで、真夏要素が加わりました。季節を表す気温とか音などがあると、更に真夏っぽくなったかも?
真夏の輪舞曲
作者:日浦海里
一言
夜へと転ずる転換から最終連の流れが良かったです。夏の激しい夕暮れがやがて闇へと溶けてゆく感じが、14行の中で語られていました。情景と、物語と、心情と。とてもドラマチックな詩でした。
夏や真夏と言う直接的な語の繰り返しの他にも、葉桜や蝉時雨といった定番の真夏要素がくっきりと入っていて、ああ、夏だなあ、と感じることができました。
ありがとうございました。
甲子園、敗退 ソネット
一言
情景から心象に移行する転が印象的でした。畳み掛けるような絶望感で、この登場人物、このあと自殺でもしないかしらと心配になります。その後を描かず絶望の瞬間を切り取ったところが良かったです。
しっかり拾って頂いてる。
ありがとうございます。
前回に続き一言どころではない評価についても
ありがとうございます。
対句は難しいですね。
まだまだ練習。
こういう企画を実施いただくと
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励み、勉強になり、本当に有り難いです。