今後の方針
2021年12月25日 (土) 01:54
 前々から思っていたのですが小説内の時間進行が遅すぎます。物語の時系列では4月27日~6月8日の42日が過ぎてますが、そこまで到達するのに191話、134万文字余りとは流石に掛かり過ぎました。

 書き始めた当初の感覚では序盤の1日は3話くらいが目途でした。やはり最初は世界観描写や登場人物の人柄を示す上で丁寧に進めるべきと考えたからです。それらがある程度揃ったら1日を2話や1話として、次話も2~3日後、1週間後、1カ月後と徐々にペースアップするつもりでした。

 ところが一向に変わりません。

 試しに物語中の1日を書くのにどのくらい話数を要したか調べてみました。

 ※話数末尾の-部分は翌日の内容も含む印です。例えば11-なら11話の途中で4/29から4/30へ日付変更しています。

4/27…02.03.04
4/28…05.06.07
4/29…08.09.10.11-
4/30…11.12.13.14-
5/01…14.15.16
5/02…17.18.19.20.21-
5/03…21.22.23.24
5/04…25.26.27.28-
5/05…28.29.30
5/06…31.32.33.34
5/07…35.36.37.38
5/08…39.40.41
5/09…42.43.44.45.46-
5/10…46.47.48.49
5/11…50.51.52.53.54-
5/12…54.55.56.57.58.59.60
5/13…61.62.63.64.65
5/14…66.67.68.69.70.71
5/15…72.73.74.75.76.77.78.79-
5/16…79.80.81.82.83.84.85-
5/17…85.86.87.88.89.90-
5/18…90.91.92.93.94.95.96.97.98
5/19…99.100.101.102
5/20…103.104.105.106.107
5/21…108.109.110.111
5/22…112.113.114
5/23…115.116.117.118
5/24…119.120.121.122.123.124
5/25…125.126.127.128
5/26…129.130.131.132.133
5/27…134.135.136.137.138.139
5/28…140.141.142
5/29…143.144.145.146.147.148
5/30…149.150.151.152.153.154.155.156.157
6/01…158.159.160.161
6/02…162.163.164
6/03…165.166.167.168
6/04…169.170.171.172.173.174.175-
6/05…175.176.177.178.179.180.181
6/06…182.183.184.185.186
6/07…187.188.189
6/08…190.191

 調べている途中で変な笑いが出るほど大変なことになっていました。最長は5/18と5/30ですね、前者はアーレンツ子爵邸宅からメルキース男爵邸宅へ、後者は城でウィルム侯爵に面会するイベントです。貴族一家が登場するので人物や絡みも多くなるのですが、たった1日に9話もかけていたなんて。

 ここまでで最大の盛り上がりだった6/3ベルソワ防衛戦でさえ4話です。むしろその翌日と翌々日にそれぞれ7話も使っているなんて、一体何をそこまで書くことがあったのか。いや諸々の後処理ですなんですが、そういうところをサラッとでは無く、しっかり書きたい方針なんですよね。

 とは言え、いつまでもこのペースでは一向に話が進みません。いや話は進んでいます、それもかなりのハイペースで。特にトランサイト製法発見から叙爵決定、そして身内の所在確定から集合まで驚くべき早さです。

 これは領主に絶対的権力があるため、一度命令を下すと強力なトップダウンとなり、各担当者は手を止めて最優先で動くからです。予めその様な対象者が出た時の流れも確立しているため、まるで競うような早さで現状に至ったのです。

 それもあってか、多方面で様々な事柄が同時進行しています。その進行具合を時折り挟むためどうしても1話の情報量がおおくなってしまいます。

 加えて主人公の成長も早く神の動きも早い。今思えば、その辺りを4~5倍遅く設定することにより、もっと余裕を持って段階を描写で来たと思います。何というか、詰め込み過ぎなんですよね。

 まあ原因が分かっているなら対応も出来ます。なにせ作者ですから。ここからは意識して1日に起きるイベントを少なくし、時間を進めようと考えています。

 さて、1話大体7000文字(空白・改行含む)前後でこの小説は進んでします。特に計画してその文字数にしたワケではありませんが、数話書いてみて、読み応えや執筆ペースにより途中からこれを目安と決めました。

 ただ変に文字数を気にすると1話の区切りがおかしくなります。1日の終わりを1話の最後とし、次話の初めを1日の始まりとするほうが分かり易いのですが、何カ所か話の途中で日付が変わっています。これが文字数を気にした結果となります。

 それも話題の順番を調整することにより最近はうまく区切ることができています。今後は2話で1日、1話で1日と、文字数ではない区切りを優先しますのでより分かり易くなるはずです。

 続いて要素の配分について。

 当初は魔物との戦闘をあまり書くつもりはありませんでした。将来的には予定してましたが、序盤から戦いばかりでは、何となく内容の薄い作品になるのではと懸念していたからです。

 しかし、早い段階で冒険者登録してしまう主人公。森に入り戦闘し、遂には神の魔物と激闘を繰り広げる。いやぁ、もっと引っ張るつもりでしたが、何か盛り上がりが欲しいと当時考えて戦闘に頼ってしまいました。

 結果、ある程度うまくいった気はします。きっと読者の反応もいいはずです。分かり易いですからね、戦いは。書く方も正直楽です。しかし、それがいけないんです、安易に戦闘小説にしてしまっては。

 大きな戦いを描くとすれば戦争があります。これもまた分かり易く、長期に渡って話題が絶えませんから書く方も楽です。色々と他作品を読む中でも、戦争に至る展開は多く見かけます。

 ただ私はいまのところ戦争を書く気はありません。あっても遠い国々の争いが情報として入ってくる程度です。間違っても主人公が最前線で無双する展開にはなりません。それは結局のところ暴力が制するお話だからです。

 そうではない方面で主人公の強さを示せたらと、あれこれ考えております。うまくいくかは分かりませんが。

 次にブックマークや評価について。

 正直、流行らない内容を書いている自覚があります。それでもきっと需要があるはずと信じています。私は天邪鬼であり隙間産業を狙うタイプです。流行ってない要素にこそ生き残る道があると。

 ですから大多数にはウケがよろしくありません。それでも、この小説家になろうで執筆している以上、評価やブックマークは欲しいと思っています。これは承認欲求と言うやつか分かりませんが、純粋に作品が評価されるのは嬉しく思います。

 そして公開している以上、少しでも多くの方に読んでもらいたいと考えています。そのためには評価やブックマーク数を多くする必要があります。読む基準をその様な要素から決めている方もいるでしょうから。

 よく見かけるあとがきの催促。私はあれが大嫌いです。数話読んで続くようなら読むのを止めます。だから自身の小説には絶対に書きたくないのです。

 しかしながら評価は欲しい。中にはそのあとがきから評価を入れる行動へ移る事例もあると。

 ただ最新話に毎回載せるのはうっとおしい。それは絶対やりたくありません。

 そこで区切りに入れることにしました。とは言っても、本作は章で区切ってはいません。内容も様々な要素が同時進行しているため区切り辛いのです。

 そこで200話辺りを目途に登場人物紹介を入れることにしました。そこのあとがきに評価やブックマーク催促を入れてみるつもりです。

 ただ、この作品。登場人物が多すぎます。いくら辺境の村とは言えこのくらいは人に出会うだろう、ましてや貴族も絡んで来たら広がって当然、そんなこうなるだろうを積み重ねた結果が今の人数です。

 でも頑張ってまとめてみます。もちろん手元では把握していますから。
コメント全2件
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かたかず
2022年01月12日 19:39
3日位かけて一気読みしたらまさかのまだ8歳のまま…

続き気になるので頑張ってください。
さんたろう
2021年12月27日 00:46
色々あると思いますが、思った通り書いていけば良いと思います。
頑張れ!