幼女物語に満点のご評価ありがとうございます☆彡(∩´∀`)∩
2021年01月01日 (金) 16:46
本命の『舞い降りた天使』にご評価を頂けなくてかなしみの作者ですが、
幼女物語(違)に満点のご評価をありがとうございます☆彡

ていうか、この時間差は…!

『シナリオが始まる前に滅んだ国の物語』を読んで涙して下さった読者様からの『シナリオ通りにならなくてよかったねぇ!』という祝砲でしょうか!?

幼女物語だけを読んだら報われなくて不憫だったガゼル様が、
シナリオ編を読んだ後だと、すごく幸せそうでよかったになった!?( ゜Д゜)

気になる。気になる。

これと同じ現象が、たぶん、本編でも起こります。
本編だけを読むと、すごく可哀想だった下巻のデゼるんが、
シナリオ編と読み比べたら、さいふぁ様のおかげで、すごく幸せそうでよかったに。

都合のいい話を追い求めたらキリがないけど、誰かがいない場合に比べたら、ずっと、幸せそうでよかったになることってたくさんあると思うんだ。

『悪役令嬢と十三霊の神々』シリーズでみんなの幸せを人知れず支えている縁の下の力持ちはさいふぁ様で、さいふぁ様が一番、つらいことや悲しいことに耐えて乗り越えて頑張ってるのに、舞い降りた天使にご評価がなかったことが、作者的には寂しみ。

この手の物語で私の印象に残っているのは『世にも奇妙な物語』で見たお話。

とある冴えない男の人が、どんな願いも思いのままになる『夢』を買いに催眠術師のお店を訪ねてきます。
全財産と引き換えに、自分の願いがすべて叶った一夜の夢を見たいと。

男の夢が始まってみると、なんだか、話が違う。
どんな夢でも思いのままだと言っていたのに、ツンデレ気味のフツーの奥さんが、やれ稼ぎが悪いだ家事を手伝ってよだと悪態をついて主人公を邪険にします。
主人公はぶーぶー、俺仕事で疲れてんのに、なんていたわりのない奥さんだよと悪態をつきながら、生まれたばかりの子供を「ぱぱだよ、ぱぱ」と構いにいきます。
でも、子供は「ままー」って、お母さんを呼ぶ。
「なんでママなんだよ、パパじゃないのかよ~」

そんな、どこにでもある、ちっとも思い通りにならない日常。
全財産と引き換えにした夢は、それだけでおしまい。

でも、話が違うと怒り出すかと思いきや、泣いて目覚めた男が全財産として催眠術師に渡したものは。
数日分の缶詰だったり、飲み水だったり。
少しだけミルクの残った、割れた哺乳瓶を渡そうとして手が止まる男に、催眠術師が言います。
「いいよ、それは。持ってきな」

れいは泣きました。
思い出しても泣きます。

そして男はお店を出て行きます。
割れた哺乳瓶だけを手に。
第三次世界大戦が起きて核爆弾で何もかも破壊された廃墟の世界に戻っていきます。奥さんも子供も死んじゃった世界に。

そんなお話。
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