コミカライズ化のお知らせと作品に関わってくださった全ての方へ感謝の気持ちを込めて
2024年01月31日 (水) 22:45



皆様お世話になっております、
とってもとーってもお久しぶりでございます。
葉椀メギです。



この度、素敵なお知らせが。
なんと一迅社様のZERO-SUMコミックス様から
2024年1月31日発売の『悪役令嬢ですが、
幸せになってみせますわ!』アンソロジー11巻にて
【緋色の悪役令嬢は呂色の薔薇を染め上げる】を
コミカライズ化していただきました!

まさかまさか、自分が書いたお話が絵になって、
さらにコミカライズ化されるだなんて夢にも思って
いなくて、お話をいただいた時は本当に驚きました。

私は自分に自信がなくて、自分が生み出した物語を
沢山の方に読んでいただいただけでも嬉しかったのに、
それが本という形で残るのだと思ったら、本当に嬉しくて
胸が熱くなりました。

ネームを監修させていただいた際はお話を漫画にする
のってこんなに難しいのだな…!と、とても勉強に
なることばかりでした。

こちらのこだわりが強くて、様々なご意見を述べたり
したのですが、かなり私の要望を聞いてくださって、
担当者様にも荻野先生にも感謝しかありません。
限られた期間の中であのような素晴らしい漫画を
作り上げてくださった荻野先生。きっと物凄く
大変だっただろうと素人ながら思います。
本当に本当にありがとうございました…!

完成したものを拝見した際は本当に本当に嬉しくて、
この作品をスカーレットたちを生み出すことができて
心から良かったと改めて思いました。


携わってくださった編集者の方やコミカライズを
担当してくださった荻野スミ先生をはじめ、
この作品をお読みくださった読者様やサイト内で
評価をしてくださった方々…

この作品に関わってくださった全ての方に
感謝いたします。


素敵な経験をさせていただき、
本当にありがとうございました。

私はとても幸せな気持ちです。



…私事ながら、
【緋色の悪役令嬢は呂色の薔薇を染め上げる】
シリーズの短編を4作出したあたりから日常生活の
雲行きが怪しくなり、そこから怒涛のように悲しい
出来事が立て続けに起こりました。

そういった事情もあり、精神的に
余裕のなくなった私はスカーレットたちのように
あんなに楽しく生み出すことのできたお話作りが
できなくなって、当初目標に掲げていた月に1本は
お話を書いて投稿するということが難しくなりました。

でも、こんな悲しい出来事のせいで自分の好きだった
ことまで壊されるのは嫌で、足掻いて足掻いて物語を
書いて緋色の悪役令嬢シリーズ以降もお話を何作か
投稿しておりました。

しかし、ふとした時に作品を読み返した際、
緋色の悪役令嬢シリーズの時のような自分が
心から満足して楽しんで書いてこれだ!と思って、
この作品たちを投稿したか?と考えた時に違うと
ハッキリと思いました。

ただ自分の我儘で月に1本は投稿するという
自己満足の為に投稿していただけに過ぎないと
気がついてしまったんです。

その時に、
「嗚呼、こんな愚かなことは辞めよう」と思いました。


結局、私は悲しい出来事たちに負けて、
この場所から葉椀メギから逃げてしまったのです。

自分の愚かな自己満足に恥ずかしくなって、
私の作品を読んでくださる読者様が
いらっしゃったのにも関わらず私は投稿していた
作品を削除致しました。

…あの時は自分勝手な行動ばかりをとってしまい、
本当に申し訳ございませんでした。
本当にごめんなさい。


何もかも申し訳なくなって、
スカーレットたちも、
葉椀メギのこのアカウント自体も
消してしまおうと思っていたんです。


でも…
でも、どうしても、それはできなかったんです。

読んでいただいた方々にいただいた評価も感想も
自分が生み出した物語も何もかもが愛しくて、
どうしても、この場所だけは消せませんでした。



それから暫く時間が経って、ゼロサム様から
コミカライズのお話をいただいて。

自分の物語が形に残るのだと思ったら、
本当に本当に嬉しかったんです。

そういった経緯もあり、かなり…自分でも
引いてしまうくらいに熱い気持ちで今回、
コミカライズに挑ませていただいておりました。

暗い話を長々と語ってしまいましたが、
そんな、私の熱い気持ちを込めたコミカライズと
なっております。

荻野先生の手腕のおかげで、
とてもとても素敵な作品になっております、ので!
お読みいただいた方に少しでも…
どうかどうか、楽しんでいただけますように。


あれから数年経ちましたが、
お恥ずかしながら物語を生み出すことが
できておらず、今後また作品を投稿する
見通しが立っていないので、この言葉を
最後に言うべきかどうか悩みましたが…

でも、どうか言わせてください。


ここまで活動報告にお付き合いくださり
本当に本当にありがとうございましたm(_ _)m


また、どこかでお会いできることを願いまして。





                     葉椀メギ


コメント全1件
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sachi
2024年08月16日 00:00
マンガから来ました!
原作があるのでは?と検索して辿り着き、まさかの続編も読ませていただき幸せでした。
作者様の書く文章の雰囲気、言葉選び、キャラクター。
好きです!
削除なさった作品も読んでみたかった、と思ってしまいました。
素敵な作品をありがとうございました。
またいつの日か、、、、