2021年10月25日 (月) 10:45
『法印の国』の14を別パターンで四つほど書いた。
どれにも納得がいっていない。
俺が書けなくなる時は、大体が「説明を必要とする」場面だ。
納得してもらうために説明をするのだけれど、説明するという頭になって書き始めると物語として成立しない。
伏線を張るだけの回になってしまったりして、
「こういうのも必要だ。仕方ない」
と気づくと自己弁護している。
こういう状態になった時に、どれだけ粘れるかがポイントになるが、粘っても出てこないものは出てこない。
たぶん本当は、どんな時でも「興味」と「変化」を書くのだと思う。
それが説明の頭になってしまうと、論理や整合性にメモリを取られて、本筋から外れてしまう。
分かっていても、バランスを取って形にするのは難しい。
自分が思っているよりもずっと下手になる。
もっといい本をたくさん読んで、何度も粘って、そうやって書けるようになっていきたい。
それはそうと、藤井聡太三冠が強すぎる。
ファンタジーよりもファンタジーだ……。
それにあの将棋には人を惹きつけるものがある。
ついつい見続けてしまう。
見習いたいもんだなぁ