うちのクラスでラブコメが氾濫してるんだが
完結いたしました。お付き合い頂いた皆さま、本当にありがとうございました。
初の完結作品となります。
誰がどうくっつくのか、皆さまの中でうちの子たちと遊んで頂ければ作者冥利に尽きます。
ありがとうございました。

以下、ちょこちょこ語ってます。

きっかけは愛士と彼のママを思いついたことでした。行き過ぎたフェミニスト兼シスコンとぶっ飛んだ英才教育施すママ。
そこからゾロゾロ生まれてきました。

見返すと変な奴しかいませんね。

まず鳴海が変わってると思いきや、
夏も愛士もアミのことでだいぶ可笑しくなっていました。元地は言わずもがな（笑）
撫子様と耕太郎が付き合う前後は荒れそうですね。

耕太郎は香音と共に、愛士の友達として生まれたはずなのですが、気がつけば元地とバトっていました。

元地のウルトラ鈍感は思いつきです。アミちゃんがんばれ。アミちゃんも最初は元地ではなく香音とくっつける予定でした。

実は香音がだいぶ扱いにくかったんです。こいつ何考えてんのかわからん、と私がなってしまいまして。もっとムッツリスケベの予定だったのがポヤポヤした大男になりました。

そこにぶち込んだ弥生は書いていて楽しかったです。彼女は4話目（だったかな？）を書こうとした時Foooから生まれました。それがし呼びも思いつきです。彼女の同胞が百合華というのも最終回間際に思いつきで入れました。

最後の展開に小柴を持ってくる予定はなかったのですが、なんとなくぶん殴られてばかりの彼を書いてみてああいった展開に。最初は脇役だったのに出世したなあ。

一番酷な目に遭っているのは時雨でしょうね。わりとこの子の中身を充実できないまま話を進めてしまって、どうしようかな〜とゲーム大会中に2人にしたらあんなことに。
報われてほしいけれど、こういう強さのある子は美しいと思います。

愛士もある意味報われてほしいですね。
こいつは何がほしいのか私もわかりませんが。夏に感化されたところもあるかもしれません。

夏は香音と並んで難産でした。
鳴海と漫才しながら、実は気まずい関係の香音がいる、ということしか決まっていませんでした。
書き進めるうちに若干固まり
男女として誰か1人を特別に思う、そういった普通に“付き合う”ような好意がわからない子になってました。
身体を触られるのが苦手というのは後付けです。嫌でも男女差を思い知らされるから、とかですかね。夏も何を考えてるのかよくわかりません（笑）
みんなが好きなんだとは思います。
だからぶっきらぼうだったり、口が悪くてもみんなに優しい。そして鳴海に惚れられる。

こうして見ると本当に鳴海のキャラが薄く見えます。元ヤンのメイク男子なんですけどね。彼はジリジリ夏を落としにかかるとは思います。女子力高い肉食系なので。

ラブコメのキャラはどいつもこいつも好き勝手に動き、心情が全くわからず苦労することもありました。
それでも書いていて泣言はとても楽しかったです。生まれてきてくれてありがとう。

こんなところまでお付き合い頂き、本当にありがとうございました。
ワロタ、の一言でも感想等ございましたら是非。

皆さまの中でもラブコメが氾濫しますように。

泣言