2023年07月20日 (木) 11:26
実業之日本社様ジャルダンコミックスとしてWEB並びに紙媒体として発売中のコミカライズ版『吸血姫は薔薇色の夢をみる』⑷が本日2023年7月20日(木)発売となりました!
この4巻をもちまして完結ということで、長いようで短い間ですがコミカライズ化にご尽力いただきました皆様に、そして原作を美麗かつ軽快な漫画としてくださいましたsudekuma先生こと、八谷美幸先生(@mashinono)、マツリセイシロウ先生(@maturibooo)には、本当に心より感謝感激感涙で言葉になりません。
また原作並びに漫画版も応援してくださった読者の皆様、原作とは無関係に漫画版を楽しんでくださった皆様にも心より御礼申し上げます。
ちなみに前回3月22日の活動報告の内容が、『吸血姫は薔薇色の夢をみる』のラジオドラマのお話でしたので、漫画になったりラジオドラマになったりと原作者の予想を超えて多方面に広がってくれました。
思い起こせば書籍になるまでは難産な『吸血姫は薔薇色の夢をみる』でした。
第二回なろうコンで入選するまでは割とトントン拍子ではあったのですが、その当時『リビティウム皇国のブタクサ姫』が圧倒的に注目を浴びた結果、大手からも書籍化の話が舞い込み、
「『吸血姫は薔薇色の夢をみる』もなろうコンで書籍化するので、併せて作業してもいいですか?」
「駄目です。ブタクサ姫一本に絞ってください。入選も辞退してください」
といういまだに理不尽な出版社からの指示があったり。
「あ、んじゃいいです。吸血姫書籍化したいんで」
ということで、どうにか日の目を見た経緯があったりした分、個人的には思い入れも大きい作品でした。
あれから10年近く。漫画版も完結ということで、私の中でも大きな区切りがついた気持ちの今回のコミカライズ版完結となります。
原作とは違った解釈でのラストとなりましたけれど、これもひとつの正しい結末ですので、原作同様にお楽しみいただければ幸いです。
それではまたメリーさんか、短編か、新作かはわかりませんが、生存報告を兼ねてここかなろう本編でお目にかかれますよう頑張ります。
それでは、連日暑い日が続きますが、皆様熱中症にはくれぐれも気を付けて、冷房のある場所とこまめな水分補給はお忘れなく!
漫画版は制約のある中で可能な限り原作の意図を汲んでくださったもので、私としては十分に満足させていただきました。
賛否あろうかとは思いますが、そこは原作の力不足ということで(;^_^A