2025年03月19日 (水) 13:21
一応、リサ・エルドリッチが化粧の歴史を体系的に記した「ビジュアル版化粧の世界」でも「顔料は基本有害」と述べていたとは思うが、にしたって最近は緑のドレス(※ヒ素由来)同様とりあえず異世界の美白顔料は鉛由来というのは飽きた。
せっかくだから「うちの世界はクズミスリルや有害かつ強靭な炭素繊維を桑の葉と共に蚕に食べさせてミスリル(チタン)構造色でどんな光沢も色も再現できます! もちろん周囲と溶け込むカメレオンマント、いわゆる透明マントもあります!」とか、「弊社では軽銀(アルミ)を魔導加工して透明素材化に成功致しました! ヘルメットバイザー、強靭な窓素材、盾(※ミラーシールド。こちらからは見えて敵からは鏡となる。よって既存の鏡と違い邪眼系能力は防げないことがある)応用技術としては鉛より害の少ない美白顔料を用いたファンデーションがあります!」とか、人類が犯した歴史の愚考を反映させずに「魔法でもっといいのをつくったよ!」な科学の力だ情報もやってほしい。
ちなみに構造色塗装は航空機に。
人体に有害かつ超強靭な炭素繊維を蚕に食べさせる技術、共食いするクモの代わりにミノムシの糸を用いる技術。アルミ透明素材化技術(多くのアルミは酸化アルミにすることで安定かつ強靭な素材となる。またアルミ作りには電力が不可欠だけどまぁ異世界の技術はなんとかしているとする)は実際にある(実用化するかは別)技術である。
アイデアに著作権はないので「こんなんあるけど?」とTwitterでタイムラインに出た人に横からリプライしているけど、実はあのアイデアの元は俺と知っている時があったら楽しいと考えている。
とは言え、アイデアだけでなく、元ネタは鴉野の方が早いぞと言う実績は作っておかねばならぬので短編だけでも書いとかないと!?
と、いう邪な形ながら新作です。