新作について
2022年01月07日 (金) 23:59
先日、「小説家は青春を謳歌出来るのか」という作品を出しました。設定自体は相当昔から作っていて、それをようやく書こうと思って作った作品なわけです。

何故設定自体が出来たその時に書こうと思わなかったか、なのですが、この作品の主人公の性格や置かれた立ち位置が、どう見ても自分のなりたかった人としての姿そのものになっていたからでありまして。

別に自分が美少女達とチヤホヤされながら青春したかったとか、小説が皆に認められて作家デビューしたかったとかそういうわけではなく。
どちらかと言えば、クラスではそれ程目立たないような人間である自分が、クラスの中心人物等とも分け隔てなく話す立ち位置になりたかった、とか。
部活や何らかの活動で、誰かと一緒に何かを成し遂げだり、努力してその成果を見せたかった、とか。
そういう高校時代、いや、人生を送りたかったなあ…というか一種の願望を形にしたのがこの小説になります。気持ち悪い事この上ないけど、これは言っておきたかった。

最終的にこれを出そうと思った理由は、単純に以外と面白いかも、と自分で思ったからで。また、主人公に自分の願望が入っていたとしても、それでいいじゃないかとようやく思えたからで。それなら主人公には俺の趣味をそのまま持ってもらって話の流れに活かそうと考えた結果、このような形になりました。

結局、この小説はそういう経緯で出来たので非常に自己満足を満たすだけのものとなっている…はずなので、正直こんなものを人に見せるのはどうかと思ってしまいます…が。
やるだけならやってみようか、そう思います。どうせこんなものを読みに来る人はいないから( )

とりあえず、数少ない読者様は作者の願望が出てる話だよ、ということだけ頭の中で理解してくれたら嬉しいです。
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