2017年07月23日 (日) 19:35
・クラス:アサシン
・真名:キラー7
・ステータス
筋力:E〜B/耐久:E〜B/敏捷:D〜A/魔力:D/幸運:D/宝具:B+
・クラススキル
気配遮断:B/対魔力:D/単独行動:B
・保有スキル
千里眼:B/透過:A/魔力放出:B/魔術:C/蘇生術:C/二重召喚:B/霊核破壊/B
・宝具
多層八重暗殺者同盟(コード・キラー7):対人宝具ランクB+
取り戻されし六つの魔輪(ゲットバックド・シックスリングス):魔術宝具ランクB
差し示し三様の下僕(ミザル・イワザル・キカザル):残留思念宝具:ランクC
解説
・気配遮断:B
・対魔力:D
一小節以下の魔術を無効化。精々魔除けのアミュレット程度の対魔力。
・単独行動:B
マスター不在でも一週間程度は現界可能。
・千里眼:B
アーチャーとしての眼の良さに加え、保持する宝具:千里眼の指輪により、霊体化したサーヴァントですら、肉眼で索敵・視認した上で射撃することが可能。
・透過:A
人格:【ケヴィン・スミス】のみ使用可能。発動すると、一定時間完全な透明状態となり、霊体化せずに視覚的・霊的熱量的・物質的にありとあらゆる物体をすり抜ける事が出来る。但し、一定時間内であってもこちらが攻撃体勢に入った際に自動で解除される。
・魔力放出:B
【ダン・コヨーテ・コン・マスク】の四人の人格の時に使用可能【ダン・コヨーテ・マスク】はいわゆるチャージショットで【コヨーテ】魔力放出による跳躍、【コン】は高速移動である。
・魔術:B
所持する宝具【取り戻されし六つの魔輪】により、同ランクの魔術を習得しているのと同じスキルを得ている。
・鍵開け:C
人格:【コヨーテ・スミス】のみ使用可能。魔術的・電子的に施錠鍵されていないならば、彼に解錠出来ない鍵はない。
・蘇生術:C
人格:【ガルシアン・スミス】のみ使用可能。他の人格が【死亡】した地点に赴き、その死体(生首)を回収、生命力を注入させることにより蘇生させる。因みに、彼が絶命した場合、仮に他の人格が生存していたとしても、サーヴァント・キラー7の完全な死亡となる。
・霊核破壊:B
千里眼の指輪により透視した存在の霊核に銃弾を撃ち込む事で、直接破壊することが可能。【ダン・コヨーテ】の人格の場合は、収束させた魔力を魔弾として撃ち込む事で、何らかの手段により防護された核にすら一撃破壊が可能。因みに、彼らの弾丸によって破壊された部位は魔力として吸収される。この特性故に、単独行動スキルがランクの割には強力なのである。・・・とはいえ、彼らが民間人に銃を向けるなど有り得ないのであるが。
・二重召喚:B
ごく一部のサーヴァントのみが持つ希少技能。このサーヴァントの場合その特性上、弓兵と暗殺者のクラススキルを同時に持つサーヴァントである。
+宝具
・多層八重人格暗殺者同盟(コード・キラー7):対人宝具ランクB+
此処とは異なる平行世界の現代において、ある男によって生み出された【笑う顔《ヘヴンスマイル》】と呼称される生体改造兵器を駆逐した、死者の精神を吸収し取り込むという秘術にて成立したスミス姓八人により構成される多層人格暗殺部隊こと【スミス同盟】。因みに、このスミス同盟は第二次スミス同盟と呼ばれている。構成メンバーは、
①:総元帥にして判断の決定権を持ち人格最上位に位置する、【神殺し】の異名を持つものの、要介護者で車椅子移動を強いられている謎の老人【ハーマン・スミス】。
②:対外的な依頼交渉と残り六人の人格の統率、及び死亡した人格の回収及び蘇生を主な仕事とする【がルシアン・スミス】。因みに、笑う顔の都市迷彩を見破る【千里眼の指輪】彼が常に所持している為、後述の六つとは別枠である。
③:常に余裕あるクールな態度を崩さないものの、性格は好戦的かつ高慢で挑発的。対立するものに容赦せずそれ故《暴君》の異名を持つ、黒のスーツをワイルドに着崩したファッションが特徴の【ダン・スミス】。
④:陰鬱な性格の持ち主で常に周囲に敵対的な態度をとる、スミス同盟の紅一点。ショートカットの黒髪に、常に血飛沫の模様があしらわれたタイトで露出の多いワンピースドレスに素足で、リストカットで噴き出した血で結界を破壊する能力を持つ、【楓・墨州】。
⑤:他人との関わりを嫌う性格であり、極端に寡黙な銀の短髪にサングラス、アルビノなのに常に上半身裸な、透明化能力を持つハードゲイこと、【ケヴィン・スミス】。
⑥:かつては窃盗の常習犯であり、その経歴から民家の二階程度なら容易く跳び乗って侵入出来る程の抜群の身体能力とピッキングの腕を誇るだけでなく、殺しの腕でも他の人格にひけをとらないプエルトリコ出身の小悪党こと、【コヨーテ・スミス】。
⑦:コミックヒーローの【ハンサムマン】に入れあげる程まだ年相応の幼さが残る性格だが、スミス同盟の面々と飄々渡り合うふてぶてしい一面も持ち合わせる、盲目ではあるが音声情報を視覚化することの出来るほどの超人的聴力を持つスミス同盟最年少、【コン・スミス】。
⑧:元プロレスラー{ベビーフェイス(プロレスにおける善玉役)の覆面レスラーで、戦闘スタイルはルチャリブレとランカシャースタイルの融合}で、常にマスクマンとして覆面をつけ続ける。同盟に入ったあともベビーフェイスらしい礼儀正しく穏健な性格とルチャドール(メキシコ式プロレスラー)としての姿勢は変わらず、戦いの中にも子供たちの夢を壊さない戦闘スタイルを貫く。
大柄な体格にマスク、マントを付けた白スーツ(しかも、各章各章でマスクの柄も毎回違う)という格好で、戦闘時にはグレネードランチャーを一丁づつ片手で持って二丁同時にぶっ放す、【マスク・ド・スミス】。
・・・以上、8名である。
・返却されし六つの魔環(ゲットバックド・シックスリングス)対物宝具:ランクB
スミス同盟が保有する、装備している間それぞれ筋力と耐久を各ランク一つづつ上げる力の指輪(マッスルリング)と体力の指輪(スタミナリング)及び、シングルアクションで対象に魔術的効果を発動させる【炎を起こす・水を降らす・風を吹かす・対象の時を巻き戻す】、の4つの指輪で構成される宝具。
・・・注意すべき点があるとするならば、この宝具は一々付け替えなけれはならない、複数の指輪を装着することが出来ない点とであろうか。更に言えば、劇中にてあちらこちらの狭い場所に生首だけでひょっこり現れる【スージー・サムナー】なる引きこもり少女の残留思念から【忘れ物】扱いで入手するため宝具名が【返却されし】となっているが、【スミス同盟がいつ、どこで、どのような状況で紛失して、スージーがいつ、どこで拾ったか】が、劇中全くもって不明なのである。
・指標指し示し三様の下僕(ミザル・キカザル・イワザル)残留思念宝具:ランクC
アサシンが召喚された直後から勝手に顕現する三人の下僕の残留思念。それぞれが、
¨出現した場所の近くの謎解きのヒントを『ご主人様、○○です。《Master,It's ○○.》』←(○○は大抵形容詞で、普段はヤバい。)から始まる、敬語と口語混じりの雑談じみた形で提示する、真紅の全身タイツじみた拘束具に目鼻口をを塞がれ、 右人差し指を顔の前で立て上を指差し、左手のひらを仏像よろしくこちらに向け木に引っ掛かったパラシュートのような奇妙な格好で現れる【イワザル】。因みに、彼にとって忠節を誓っているのは最高位人格のハーマン一人だけで、他の人格に関してはあからさまに軽蔑の念を隠さない。それは、彼との会話が『我はハーマンの名と共に・・・』という台詞で締められる事や、仮面・暴君・小僧・女・チンピラといった風に上位二人以外の人格を呼んでいることからも明らかである。ついでに言えば、本名は【ヴェンツェル・ディル・ボリス7世・イワザールスコフ】というらしい・・・、本当かどうだかは一切不明だが。
"カエデの能力が必要な場所にカエデの血によって喚び出され、結界を指差す事で破壊に協力する、ボンテージスーツに身を包み、両目を常に片手で覆い、煙管を持つような手の形で結界を指差した格好で現れる【ミザル】"。因みに、ミザルはイワザルの離婚した元妻らしい。
"ハーマンに仕えており、【魂弾】が存在する付近に静かに現れることで同盟に魂弾の存在を報せている、イワザルの拘束着に似た白のコスチュームに顔全体を覆うマスクという格好で、中空から手足を吊り下げられた姿でふっと現れては何も言葉を発する事なく消える【キカザル】。"
・・・以上三名である。因みに、ミザルはカエデに仕えており、キカザルはイワザルの【保証人】、なのだそうな。
+WEPONS
:ハーマン・スミスの対戦車ライフル【GLIDER】,
:がルシアン・スミスのサイレンサー付小型拳【ERECTROLITE】→拳銃【黄金銃(ゴールドカスール)】,
:ダン・スミスのリボルバー【HANDSOME DEVIL】→【魔銃】,
:楓・墨州のスコープ付自動拳銃【CONNECTION】,
:ケヴィン・スミスのナイフ及びスローイングナイ【DEBASER】,
:コヨーテ・スミスの改造リボルバー【FREAK SCENE】,
:コン・スミスの自動2丁拳銃【DISARM】,
:マスク・ド・スミスの二丁グレネードランチャー【DREAM All DAY】.
・・・因みに、彼等八人の武装群には、被改造物特効の概念が付与されている。
まず「キラー7って誰?」から始まったので、終始そのモヤモヤを引きずったまま記事を拝見させていただきました…(笑)
記事の内容(特に宝具の記述辺りなど)も、原作の『killer7』を知らない人にはたぶん複雑でよく分からないだろうなあと。
正直、最初は『千里眼』と『霊核破壊』のコンボが強すぎだろうと思ったのですが、キラー7の『気配遮断』も『透過』も攻撃する瞬間にはランク(効果)が大きく落ちるので、いくら必殺の一撃を複数持っていても意味がない。
いわゆる、敵にしてみれば「当たらなければどうということはない」状態なので、実はまったく「強過ぎる」ということはない、というのが面白いバランスというか、丁度いい塩梅になっていて良いと思います!
「当たれば必殺」の攻撃を如何にして当てるか、という策謀と駆け引きはどんなメディア作品でも間違いなく面白いですよね。
しかしその『霊核破壊』コンボ、私としては気になる点が。
ひとつ。霊体化しているサーヴァントには基本的に攻撃は通じない、というのは、英霊召喚システムそのものに付随するルールだったと思います。
なので、霊体化している存在に対して攻撃はおろか干渉するためには、霊体干渉が可能な魔術や礼装など、対霊戦闘の技術や手段が必要だと思うのです。
そういったルールを無視して「防護手段ごと霊核を撃ち抜く」ことが可能なのは、なんだかモヤッとするなと。
その能力を獲得した原因、根拠=英雄の逸話のようなものがあるなら話は別ですが。
例えばアーラシュという英霊だと、「渾身の一矢を放った後、己の五体が砕け散る末路を事前に知っていた」逸話から、未来を見通す高ランクの『千里眼』スキルを。「生前にどんな病にも罹らず傷を負うこともなかった」ことから『頑健』スキルを獲得したわけです。
同様に、「キラー7には相手の弱点を防御ごと撃ち抜いたエピソードがある」のなら、英霊となった時点で『霊核破壊』スキルを得たことに納得がいくのですが。
ただし、上の記事では「千里眼の指輪により透視した存在の霊核に銃弾を撃ち込む事で、直接破壊することが可能」と書かれているだけで、「霊体となったサーヴァントに撃ち込める」とは一言も言っておらず、私が記事内容を早合点して誤解しているだけかもしれませんが(汗)
また、英霊(サーヴァント)ではない通常の霊体(浮遊霊や悪霊など)相手なら、サーヴァントであるキラー7の方が纏う神秘で上回っているため、あらゆる攻撃が通用するはずなので、この点では何も問題ないと思います。
このキラー7は、
・宝具により豊富なサポートを受け、多彩な能力を持つ
・特殊なスキルによって対霊戦闘に特化したサーヴァント
・実質的に人格の数=命のストックとなっており、かつ蘇生役のガルシアンが生存している限り残機の回復も可能
・スキル『霊核破壊』の恩恵で魔力を回復可能
・上記二つの特性で生存能力と継戦能力が極めて高い
・しかしガルシアン一人がやられると即死、消滅してしまう
・決め手に欠けるため、直接戦闘ではそこまで強力な英霊ではない
…といった感じですかね。
色んな役割を任せられそうなポテンシャルなので、物語に登場させたら非常に面白くなるキャラクターだと思います。
>彼等八人の武装群には、被改造物特効の概念が付与されている。
アーチャー(エミヤ)逃げてー!!超逃げてーー!!