「悪どい」について
2024年10月22日 (火) 22:27
 「あくどいことをやっていた」と入力したら、「あくどい」という言葉が「悪どい」と変換された。
 ワープロソフトに注意喚起された。

 辞書を引いてみる。
 「あくどい」はひらがな表記が多い。手元で確認できる辞典で「悪どい」が載っているのは、次のとおり。《 》内は引用。
 なお、私はインテリではないので広辞苑は持っていません。

明鏡国語辞典、《俗に「悪どい」とも書くが、誤り。》
三省堂国語辞典、《俗に「悪どい」とも。》
新明解国語辞典、《「悪どい」と書くこともある。》
新選国語辞典、《「悪どい」は当て字》
現代新国語辞典、見出し。《あくど・い【悪どい】〈形〉》
 ただし、現代新国語辞典には《あくど・い〖:灰汁どい〗〈形〉》も見出しにある。

 現代新国語辞典は堂々と見出しになっています。ぶっ飛んでおります。好きだな、こういうの。
 並べてみると実社会において相当「悪どい」が使われていることがわかります。そしてそのうち認知されるであろうことが予想されます。

 これは活動報告になるのだろうか。原稿を書いている時に生じた事態だから活動報告としておきます。
コメント
コメントの書き込みはログインが必要です。