2022年11月08日 (火) 19:28
コミックコロナEX
おかしな転生のコミカライズが更新されています。
皆さん、ぜひ読んでみて下さい。
さて、今回の更新。
毎度飯田先生の作画や富沢先生の脚本が楽しみで仕方ないんですが、今回も面白い回ですよ。
説明回っぽくなっていますが、出てくるキャラも大事なキャラですね。
リハジック子爵。
Web版の原作を最新話まで読まれた方は分かると思いますが、結構後になっても出てくるキャラです。
ま、ペイスに色々とやられちゃいますけどね(ネタバレ)
折角作中で出ているので、関税について書こうかと思いますが……。
関税という制度が出来たのは中世に遡ります。
国境という概念が出来たころには、既に国境の出入りに一定の制限を課し、税を課すという考え方が有ったようです。
国と国、或いは一定の領域内と領域外で物のやり取りをする際に、流出入を把握・掌握するという目的もある。
一般的に、経済規模の小さい国(領地)ほど、関税が税収に占める割合が高くなりがちなのだとか。
中継貿易国家などは、それだけで国家経済を成り立たせてしまえるぐらいだったりします。
日本人がイメージする関税と言えば、輸入品に掛けられるというのが一般的です。
物を輸出する(売る)時に関税を掛けると、売り辛くなるだけ損…という理由な訳ですが、この”売りにくくなる”というのを目的に、輸出に関税を掛けることもある。
資源国が、特に独占的に資源を持つ国が、自国の資源を輸出する場合。
輸入しようとする国は、他に選択肢が無い中で輸入せねばならず…買わないという選択肢も無い。
なので、資源国が輸出に関税を掛けたとて、売れるものは売れる。
関税分だけ、政府の収益がっぽがっぽという訳ですね。
……さて、勘のいい方は気づきましたね。
「独占している資源」を輸出する場合…です。
そう、例えば……
大龍。
みたいな。
さて、今後も関税について。
改めて詳しく書く機会も有るかと思います。
作中になるのか、はたまたこうした場になるのか。
それは作者にも分かりませんが…出来れば、作中で面白い要素として出したいものです。
今後も、乞うご期待。