2022年04月07日 (木) 15:19
合戦を執筆している最中なのですが、常南地方の石高を決めようとしたら石高が全く合わなくなりました。割と適当に始めた小説ではあるのですが、常陸の総石高を全く考えず、動員兵力でこのくらいだろう?と決めていたら26万石のズレが出ました。
史実での常陸の石高は57万石~52万石とこれもバラついています。
物語の石高設定
佐竹氏 20
小田氏国人含 20
江戸氏 12 ←こいつが悪い、4万石で佐竹氏と互角に戦うのは無理
大掾氏 4
鹿島氏 7
水谷氏 3
土岐氏 12
豊島氏 1
相馬氏 4
計83万石 83-57=26万石多い
物語の石高設定の見直し しかし、江戸氏との戦の話がおかしくなる。そもそも、4万石であの佐竹と互角に戦うのは無理。ただ、史実では戦っている。江戸氏は全国的には目立たない存在ですが、常陸では強い家です。
佐竹氏 20
小田氏 8 ←国人の石高を消滅させた数字
江戸氏 4 ←4万石で佐竹氏と互角に戦うのは無理
大掾氏 4 ←府中+行方地方の数値
鹿島氏 7 ←合っていると思う
水谷氏 3 ←合っていると思う
土岐氏 12 ←名門で大国、合ってると思う
豊島氏 1 ←1城のみ、他は下総地方に領土
相馬氏 4 ←少ないと思う、地勢に合って居ない
計63万石 63-57=6万石多い
小田家の国人 菅谷 岡見 豊田 真壁などの石高をゼロにした場合。動員兵力が全く合わなくなる。
佐竹氏20万石、これはかなり合っていると思います。佐竹氏の領土は半分が山、半分が平地なので広いのですが人口が偏っているのです。
江戸氏4万石、これは本当なのか疑問。支配領域との釣り合いも取れない。あの辺りは平地で米も取れそうに思います。地元の人は解ると思います。そもそも、この石高では佐竹氏と戦にならないです。ですが、史実では秀吉が関東に来るまで同盟と戦を佐竹氏と繰り返しています。
小田氏8万石は間違いないと思います。ただ上では国人を消滅させましたが、国人との連合で佐竹氏と争っていたのでこれも当然おかしい。
このような訳で、伝えられる石高や動員兵力で適当に執筆したツケが周って来たようです。なので、氏子に聞いてみたら
「なら常南の石高は知らない振りして獲って、南常陸平定って書かなければ気付かれないんじゃない?結城も獲れば下総と混ぜられるし?史実で伝えられる結城の10万石だっておかしいのだから20万にしちゃえば誤魔化せそうじゃない?常陸を知らない人なら下総の一部だと誤解してくれるかもね?でも、ネットには詳しい人も多いし、バレたら叩かれると思うけど?」
と言うのです。貫高はどうだろうか?とも考えたのですが。今更貫高にするのも面倒ですし、貫高にしたら筆者が付いて行けないので却下になりました。なので、再度氏子に聞いてみたら
「どうせファンタジーなんだから適当でいいんじゃない?でも、真面目に読んでくれている読者ばかりだから叩かれるかもね?私は関係ないけど?」
と言うのです。81話から合戦になるのですが、投稿するまでには修正しようとは思っています。
皆さんの意見をお聞きしたく思います。
あいう様
コメント有難うございます。
遊人様、私のコメントのお返しに敬称が抜けて居りました。申し訳御座いません。
紫嶋桜花様
資料を拝見しました。私も全部読めていないのですが、勢力争いは単純ではないですよね。宗教も力を持っていますし、ですが物語に突っ込むと破綻してしまうので単純にはしますけど。とりあえずは数値の変更だけで済ましてしまったのですがご容赦下さい。
ただ、佐竹の鉱山に関しては考えないといけないかなと思ってしまいました。よくよく考えれば、有名な袋田などの鉱山もありますが、水戸近辺にもあちこちに鉱山があるんですよね。ネタバレになるほど書き進められるか判りませんが、佐竹家が力を付けて行く描写には必要だと思います。
あいう様
ネタバレになりますが幾つかの投稿から小田家が開発を行って石高が増えたみたいな事にしています。インフレさせ過ぎると良くないとは思っていますので匙加減はしていこうと思います。アドバイス有難うございます。
ついでのご報告なのですが、現在は九十話まで執筆が完了し、矛盾点の修正作業をしています。それでも納得いかない部分が多く、尻切れトンボになりそうな気がして恐れている所です。