2018年02月04日 (日) 12:58
お世話になっております。
2月21日に発売になります「神様のごちそう─神在月の宴─」についての詳細の発表になります。
〇表紙について
今回も転さんが描いてくださりました。
前は月見の絵でしたので夜と灯りのコントラストの絵でしたが、今回は真昼の絵で、前よりも涼やかな印象です。
ファン文庫さんの公式サイトで表紙は見られますので、よろしかったら見てください。
マイナビブックスファン文庫
〇書籍版の概要について
・今回は「神在月編」の再構築だったんですが、これ自体が6万字ほどのエピソードでしたので、7万字ほどエピソードを追記し、ネット版で張っていた伏線を引っこ抜いて新しい伏線を張り直しました。
・神在祭に行く前の御先様の神域の話が増えました(小話を一章分書きました)
・りんの誕生日が判明しました(そういえばキャラシート提出した際にりんの誕生日を書いた気がしましたが、担当さんに言われるまで忘れていました……あなたそういえば秋生まれだったわねと)
・神在祭のトラブルが増えました。それに伴い、椿や柊、蛇神様の出番が増えました。留守番の烏丸の出番も若干増えています。
元々、「神在月編」は「祭囃子編」の溜めとして書いた章で、りんが御先様を助けようと考えるに至るまでの話でした。でも書籍版は既に前巻でその伏線を回収してしまっているし、同じことを繰り返しても仕方がありません。
これいったいどうなるんだろうとプロットの段階から四苦八苦していましたが、無事どうにかなりました。
ネット版を読んでいた人や前巻を読んだ人にも楽しんでいただける内容になったと思いますので、本屋でお見かけした場合はどうぞよろしくお願いします。