2025年05月12日 (月) 11:17
『ターリアと十四人の魔法使い』
歴史学者の養父を失い、その旧友に引き取られて王都に上ってきた少女エプィヌは、養父の意志を継いで歴史学を学ぶことになる。忘れ去られた神話、透明な鎖によって雁字搦めの学問。王都はまさに「閉じられたターリアの瞳」だった──
グリム童話「いばら姫」をモチーフとしたハイファンタジー。
歴史学を志す少女・エプィヌが、一筋縄にはいかない人間模様に悩みながら、手探りで王国の謎に挑んできます。
第六章に入りました──「死に臨む蟷螂」の足掻き、向かう先は?
エプィヌを取り巻く環境がめまぐるしく変化し始めます。