「電設のヒデオさん、伝説になる。」完結。後書き、その他。
2023年08月28日 (月) 22:31
後書き。

出オチネタで引っ張りすぎた!
でもまあ書いてて楽しかったからヨシ!





以下、蛇足。

初期プロットでは、昔ながらのコテコテなろう系チートを手に入れた平凡な主人公が異世界でブイブイ言わせてハーレム築いてウェーイな感じのお話を書くつもりでした。
で、まずは出だしと大まかなストーリーを考えたんですが……。
ラストの展開を考える段階で、行き詰りました。

普通の人間がチートなんか手に入れたら、調子に乗って自滅するに決まってる!

一度そう思い込んでしまうと、調子に乗って自滅エンドしか思い浮かばず。
自滅回避のため、主人公が『調子に乗りたくても乗りきれない』ような設定を追加する事にしました。

普通の人間に、普通ではない自制を求めるのは無謀。
必要なのは、人間の自制心に頼らない状況設定。

色々考えた結果、スキル専用UIを外部デバイス化する事にしました。

スキル本体は主人公の体内にありますが、直接的には使用できず、外部デバイスの専用UIを通しての間接的な使用しかできないという回りくどい仕様。
強力なスキルには制約が付き物なので、その一種と考えればアリかな、と。
これにより、主人公の主観的な認識では、凄いのは外部デバイスであって自分では無い、という認識になるはず。
凄いのは自分じゃないと思えば、そんなに調子に乗れないはずです。多分。

せっかくだし、外部デバイスに疑似人格を搭載してヒロイン兼任させれば一石二鳥じゃねコレ。
という適当な思い付きにより、スキルの妖精さん(仮)が誕生しました。
この子、初期プロットにはいませんでした。

妖精さん(仮)を追加後は、主人公が調子に乗りすぎて自滅しない程度にチートでブイブイ言わせつつハーレム築いてウェーイな感じのストーリーを考え、そこそこ無難なハッピーエンドを考えて、本編スタート。
途中、プロットを変更したり、行き詰って執筆ペース落ちたりしましたが、どうにかこうにか完結できました。

エタらずに済んだ点は、自分で自分を誉めたい。





以下、更なる蛇足。

今作を執筆中。2022年夏頃。
無料で利用できる画像生成AIが技術情報と共に一般公開され、AI界隈が一気に盛り上がりました。
そして同時に、AI関連の問題が炎上しました。
現在は、一時期に比べれば小康状態ですが、まだまだ鎮火には程遠い様子。

アレを見て、思いました。
人間って生き物は、フィクションのキャラクターなんかよりも遥かに調子に乗りやすい生き物なんだなぁって。

AIに絵を描いてもらってるだけのクセに、どうしてあんなにイキり散らかせるんだろう、あの人達……。

事実は小説よりも奇なり。
小説の中のイキり太郎なんて、現実のイキり太郎どもに比べたら可愛いモンです。いやホントに。





以下、ヒロインのイメージ画像。(画像生成AIによる出力)

ムチムチさん。
挿絵(By みてみん)
メインヒロイン。お色気ヒロインと色物ヒロインも兼任。色々属性過多。

黒夫。
挿絵(By みてみん)
隠しヒロイン。男の子と見せかけて実は女の子だったという驚愕のラスト。

魅雪。
挿絵(By みてみん)
裏ヒロイン。主人公の胃袋を完全掌握済。
男って生き物はね、最後には胃袋を掴んでいる女の所に帰ってくるのよ……。

フェア。
挿絵(By みてみん)
真ヒロイン。最初から最後まで片時も離れる事無く、主人公と共にありました。
姿が見えない時も、ただ見えないだけで、ずっとあなたのすぐ傍らに……。
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