作 歌川 詩季様
いつも作品をお読みいただきありがとうございます。
また、いいね、評価、感想、誤字報告をいただきありがとうございます。
春までは作品解説を伴う活動報告をしないと言いながら、また約束を破っております。
すみません。
年末のご挨拶、新年のご挨拶の活動報告にたくさんのコメントありがとうございました。
遅ればせながら、それぞれのコメントへの返信が済みました。
そちらについての報告を兼ねて、この活動報告を投稿しております。
また、詩作の方は活動休止中にも関わらず、活動報告にまで足を運んでくださる方に対するせめてものお礼にと、本日投稿分までの作品解説も付けることにしました。
二十四節気の「大寒」を投稿した辺りで活動報告を投稿するのが良いのでしょうが、その頃は本当に時間とれるか怪しいので、今回まとまった時間が取れたこともあり、活動報告の投稿に踏み切った感じです。
現在、空いた時間はひたすら連載を書きためている状態で、出来れば今のうちに三月投稿分まで書きためられたらいいな、と思って頑張っています。
こんな感じで変わらず元気にしておりますので、引き続き本年もよろしくお願いいたします。
黄道を刻む二十四の時の詩
冬至の詩。
この詩は、夏姫から続く一連の詩の最後の詩となっています。
風と共に の中で、夏姫が想いを詠い零した雫は、白露の奏でる歌にて、雫から零れた歌声に気づいた秋姫によって掬い上げられます。
想いの雫を内に取り入れた秋姫は、秋の夜明けは水に濡れ 秋の夜更けは光に濡れ、白銀と黄金が響かせた歌声を通して、夏姫の想いを受け止めます。
そして鈍色の雪に捧ぐ歌の中で、その想いをもう一度雫に変えて、葉の上にいた小さな氷の精に託します。
秋姫から夏姫の想いを受け継いだ氷の精は、夏姫の想いをそのままに歌を歌い出します。
雪の下のかくしごとで冬姫が聞いた歌は、想いを受け継いだ氷の精が歌う歌です。
このときはまだ、どこか遠くで歌声がする程度でしたが、本作で、冬姫は柊の根の下にいる、想いの雫を受け継いだ氷の精を見つけます。
氷の精の歌う歌、告げる言葉は夏姫が冬姫を思って歌ったもの。
歌い終えた氷の精は、夏姫の想いの雫を残して空に還ります。
残された想いの雫を受け取った冬姫に、夏姫の想いは伝わったのか。
それは次の小寒の冬姫の言葉が物語っています。
昨年の一月一日に投稿した鉱の虎と月の兎と同じ世界観の作品として描いたものです。
実はこの作品の方が先にあり、この作品を元にして昨年の一月一日の作品が出来上がっています。
月の兎も四海の竜も有名な説話をお借りしていますが、昨年の作品「鉱の虎」には元ネタはありません。
敢えて挙げるなら四神白虎になるでしょうか。
このシリーズは二十四節気シリーズとは違い、一つ一つで完結している作品なので、それぞれの繋がりを考慮せずに済み気が楽です(笑)
あと十年かけて完結させなければ、とか悩む必要もありません。
ただ今更ながら、本作は童話ジャンルにすべきだったと後悔。
いずれ変更するかもしれません。
黄道を刻む二十四の時の詩
小寒の詩。
柔らかな陽射しの君と凍ったままの私 の対となるように作ったものです。
夏姫の想いを受けた冬姫自身の感情に焦点を当てたので、「陽射しの君」については触れずじまい。
可哀想(笑)
二十四節気としてはこれから寒さが厳しくなっていく小寒の時期ですので、本当の意味での対の言葉にはならないのですが、それでも対となっていると感じ取っていただけたなら嬉しいです。
二十四節気も残すところ次の大寒で終わりです。
ただ、二十四節気を通して書きたかったことはこの小寒で大体書き終えてしまったので大寒は何を描こうか悩み中です。
五節句 人日のお話です。
伝統行事シリーズ、始まりは節分でしたが、結局五節句主体のシリーズとなり、この人日でようやく完結です。
毎度恒例のワンフィクションですが、今回はひねり出すのにかなり苦労しました。
人日の由来を調査している最中は何も思いつかず、見切り発車で作品を書き始め、最後、七草を書いていた辺りでようやく思いつきました。
思いつかなかったら今回はフィクションなしにしようか、なんてことも考えていたぐらいです。
無事に終われて良かったです。
このシリーズを通して、これまで知らなかった行事の由来などを知れて、本当に勉強になりました。
読んでくださった皆様もこれを機に日本の伝統行事の持つ意味だったり、由来だったりに興味を持っていただけたら幸いです。
(1/7 11:58追記)
歌川詩季様よりスタンプいただきました。
愛してるぜっ♡
なかよし♡
近頃は皆様のところに伺うこともほとんど出来ていない薄情ものなのに
ありがとうございます!
次回の活動報告についての投稿時期は未定です。
今回のようにまとまった時間が取れることがあれば、突然投稿することがあるかもしれません。
厳しい寒さが続きますが、体調を崩されませぬよう、どうぞご自愛くださいませ。
五節句、楽しんでいただけたようで何よりです。
私も今まで知らなかったことを知る機会になって
苦しみつつも楽しんで書かせていただきました。
二十四節気も無事終わり、
今はほっとしています。
無理なく、出来る範囲で続けていきますので
これからもよろしくお願いいたします。
静夏夜様
アベノ橋魔法☆商店街
こちらの作品は見たことがありませんが、
調べてみると四神をテーマにしたお話なんですね。
コメディ作品って非常に高度なセンスが問われるので難しい…。
冬野ほたる様
遅ればせながら、本年もよろしくお願いいたします。
身体は資本なので、体調には十分気をつけます。
冬野様もどうぞご自愛くださいませ。
海堂直也様
二十四節気 大寒、ご期待に沿えることは出来たでしょうか。
来年の1月1日の作品、
追い詰められてから書かなくて済むように、
思いついたタイミングで書きたいんですけど
こういうのって追い詰められないと浮かんでこないことも多いんですよね(苦笑)
冬は地域によっては乾燥でウイルスが飛散しやすいといいますよね。
お互いに体調には気をつけましょう。
濃州関丸様
ゆかりある方にお配りしているようですね。
同じイラストで繋がっているようで良いですよね。
私の方は全然お伺い出来ておらず申し訳ありません。
こうしてコメントいただきありがとうございます。