2014年07月18日 (金) 19:00
というわけで、第三章はこれで終わりです。
いつも通り次章はこれから推敲しますので、しばらくお待ちくださいませ。予定としましては、九月十二日には開始するつもりです。投稿間隔は変わらず週二回の月・金の二回です。
連絡は以上で、挨拶後に第三章のネタばれを含んだ話をします。未読の方、ネタばれが嫌いな方は読まないでください。
それではこれにて失礼いたします。
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ここからネタばれを含んだものになります。
この章を考え付いたのは、いわゆる『勘違い系を作ってみよう』と思ったのがきっかけです。といっても『すごい!』はいつも通りなので、味の付け足しとして悪の組織が追加されました。
路線が決まったところで組み上げていくと、これからは護衛されていないと色々まずいことになると気付きました。野放し状態のレネを、悪意を持つ者達が放置するわけがないのです。
そこで国が先んじて護衛を出す理由を追加し、シリアスさんが出待ちをしないようにしました。そこまで考えてから、ようやくシャンティナが設定されたわけです。
いつも通り、シャンティナは普通ではありません。常に居なければならない護衛のため、普通にすると今のレネなら受け入れず、話が終わってしまうからです。そして使い方を間違わなければ、最強の護衛です。
次章からはくどくなるので描写しないことが多くなりますが、気配を消しながらも常に一緒にいます。おかげで暴力による停滞を考えずに自由に行動することができるので、目立ちませんが重要な人物と言えるでしょう。
今章の特徴としては『最初から誰も心配していない』ことでしょうか。せっかくサブタイトルで不穏な空気を作りだしたというのに……。ま、中身があれですから狙い通りです。逆に心配されたらどうしような章ですから。
おそらく半分まで来た時点で、最後まで気付かないと予想した人が大部分ではないかと思います。
さて、今回のラスボスは二章に情報が出ています。最初の時点で気付いた人は居るでしょうか。気付いていれば、ピエロ具合が一層増したと思います。と言っても外見的な特徴は出ていないので、まず気付かないはずですが。
脅威の大部分が防げない攻撃にあるため、防げるようになった時点で脅威度は極端に落ちます。出落ちのような感じですが、対策できなければ国が滅亡するほどの魔物でした。
一応全員真面目に行動した結果ですので、変則的ではありましたが最初の狙いは達成できたのではと思います。
あと反響があったのは変身ネタでしょうか。実は話の構築順序が逆だったと言って信じて頂ける方は何人いるでしょう。
そろそろ防御力を上げないとまずい→いつも通り魔法具で作る→原理を考えたら何故か変身仕様になる→ネタを追加。
こんな感じです。狙って魔法少女にしたのではないのですが、杜人なら狙ってやってもおかしくないので追加しました。おかげさまで喜んで頂けたようなので満足です。
こんなところでしょうか。では最後にそれなりに重要なことを。
『レネはヒロインです。主人公は別にいます』
今回はさすがに大丈夫だと思いますが、念のため。
それではまた。
愕然)