ほこりが一定の位置の空中で静止していた。なぜ?/千夜異世界物語の第三部の執筆状況について 他
2024年07月16日 (火) 13:50
糸を垂らした蜘蛛だったから。

さて、第三部の進捗ダメです。
千夜異世界物語の第二部はストック分を投稿するだけなのですが、
第三部の結末へ至るまでの間が全く進んでおりません。
エターナル対策として、もう既に第三部の結末は書き上げたのですが、やりたいことだいたい第二部でやりつくしちゃったな、という思いです。

思いは言葉にしなければ伝わらない。
――ですが、観測対象のふるまいを変えてしまうのが、怖いことだと、
たまらなくおぞましいことなのだと、今でも、今だからこそ特に思っています。
なんでこんな文章を書いたかというと、同じ音楽を聴いて見ているであろうことに、にっこりして下手な感想をよこしてあまつさえよそ様の物語に介入――完結した作品を連載中にしてしまったわけ――で、必死に罪悪感を紛らわすためなのでございます。いえ、本来喜ぶべきなのかもしれません。続きを書く意思表示なのですから。ただしこれが良い影響でも悪い影響でも、いったん完結した作品に対しては、完結ブーストなるものは発生しない仕様なので、留意していただきたいとひっそり思っております。

ところで、私の物語の書き方は、造成した主人公用の人格を通して、起きたこと、目に映ったことをそのまま描写するスタイルをとっています。
他の人はどうやっているのか知りませんが、書いていて非常に負荷が高いなーと感じております。
二重の意味で辛いです。純粋に大変なのと、登場人物の辛さに寄り添うとき、神経をすり減らしながら書いているわけです。
物語は長ければ長いほど良いような風潮が(あるような気が)ありますが、そう思わない結果、描写がはっきりしない靄のような物語となっています。
始めた当初は"できなかった"ことでもあります。
"できるようになった"準備が整ったので、試してみたい気持ちもあります。
でも、一文一文が伏線のような状態も堅持したい気持ちもあって、そんな迷いもあって筆も設定も進まないのかもしれません。

最後に、最近見て良かったものを紹介します。
アーサー・C・クラークの「幼年期の終り」を読んで、
ぼんやりとした物語(第三部)に輪郭を与えることはできそうと思うも、エピソードがそれほど浮かばないのですね。
千夜異世界物語の直接的な元ネタであるサービス終了したソーシャルゲーム「ワールドフリッパー」に#003が存在したら、「幼年期の終り」なるものをもっと掘り下げられたのだろうな、と思いを馳せるしきりです。
(注:ソーシャルゲーム「ワールドフリッパー」は「幼年期の終り」が元ネタであることが随所で示唆されています)

ゲーム「Inverted Angel」を攻略見ないで進めていて現在進行形で詰んでいるのも多少ありますが、さしたる問題ではありません。
読者の皆様もきっと気に入るでしょう。そういう系統の話です。

アニメ「終末トレインどこへ行く?」も世界観は非常に好きですね。ストーリーは……同族嫌悪?
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