2023年05月03日 (水) 01:50
明日、「夕陽と薫」最終話です。
どれほどかわかりませんが、毎話読んでくれてる方がいるかもしれません。
お礼申し上げます。
本作だけの話をしますと、「繰り返す雨の中で」から本編が始まりました。
主人公である薫くんは元を辿れば、「繰り返す春の中で」で登場したサブキャラでした。
それも当初は予定のないキャラで、突発的に思いついて作り出すことになった存在です。
どんな作品を書いていても言えることですが、そのキャラになりきって心情を想像しながら、自分自身に憑依させるような感覚で書き進めています。
プロットを作らず書いているものばかりで、予定外の展開になるばかりです。
それでも彼らが人間として、読み手に与えられる気持ちや生き方を、常に曝け出す形で年を重ねていく様子の繰り返しです。
作品を書きだすきっかけの話となると、作品とは関連性の話になってしまいますので控えますが、読んでくれた人が少しでも登場人物に共感したり、私と同じような愛情を抱いていただければ、書生冥利に尽きます。
今後も読んでくださる方がいらっしゃいましたら、何となく暇つぶしにでも使ってやってください。
理春