競馬と言えば先週の　千鳥の相席食堂　に、新生ファームのオーナーがたまたまりゅうちゃると相席して、
ディープインパクトの競りにも参加していて、三頭出てた中ディープインパクト以外の二頭を競り落としたって出てて噴いたｗ

リアルパイセンって侮れない！

血統構成を考えた者です、採用して頂いたようでありがとうございます。
少しばかり情報など補足しておこうかと思います。

父：エンドスウィープ
今では日本ダートの名血といった立ち位置ですが、実際のところダートで活躍した馬達は米国で種牡馬をしていた時代の産駒達が多く、日本で供用されてからの産駒は芝で活躍した産駒が多い種牡馬でもあります。
日本で種付けした3世代全てでGⅠ馬を輩出しましたが、これがまた全部芝のGⅠ（宝塚記念×2・ジャパンカップ・桜花賞・秋華賞・エリザベス女王杯・NHKマイルカップ・ドバイDF）だったりして、少しだけ有馬記念の夢も見れるかなという要素があります。
プレビューと同い年で同じ父を持つのはスイープトウショウ（芝GⅠを3勝した牝馬、ウマ娘でもおなじみ）がいますね。　
※なお、競馬では父親が同じでも母親が違うと兄弟とは見做されません、母親だけが同じで半兄弟、両親が同じで全兄弟などと表記します。
日米で産駒の方向性が違うのは、両国のダートの性質の違いというのもあるかもしれませんが、米国時代の産駒サウスヴィグラスとスウェプトオーヴァーボードが日本でダート系種牡馬として活躍し、日本時代産駒のアドマイヤムーンが芝短距離を中心に種牡馬としても活躍していることを考えると、単純につけられた繁殖牝馬の方向性の影響を受けたと考えるのが妥当かもしれません。その辺を鑑みてゴリゴリの米国ダート血統を母方に持って来る形を取りました。

母父：イージーゴア
サンデーサイレンスと米国三冠を賭けて戦った（BCクラシックも含めて4度戦い1勝3敗）名馬で、4歳の夏に故障で引退するまでにGⅠを9勝した怪物。
三冠の最初の2つをサンデーサイレンスの2着に敗れ、かつて父アリダーが三冠馬アファームドの前に三冠競争全てで2着に終わった過去も含めて、最後の1冠に挑み勝ち獲る様は超良血のエリートながら泥臭く熱い物語があります。
米国ダートの頂上決戦にあたるBCクラシックでのサンデーサイレンスとの最後の戦いもクビ差の決着であり、翌年に5回目の対戦を前にして2頭ともに故障発生で引退するところまで含めてあまりにもライバルらしいライバル関係だったため、今でも競馬ファンに愛されている馬ですね。

母母：オープンマインド
イージーゴアと同い年の米国三冠牝馬（米国のオークスにあたるケンタッキーオークスも勝ってるので4冠ともいえる）で、GⅠを7勝したこちらも名馬。中村畜産が6億で購入したが、この時点でイージーゴアの種を受胎しており、これがイージーマインドだった。ケイカプレビューの母となるイージーマインドは両親合わせて16冠とかいうキングヘイロー並かそれ以上の超良血ということになります。

血統構成を考えている時は考えが至らなかったのですが、母と母方の祖父母がすべて栗毛で、父方の祖父フォーティナイナーも栗毛（父エンドスウィープは鹿毛）なんですよね、血統も毛色もキラッキラです。
また、母イージーマインドは2002年の産駒を最後に消息不明で恐らく亡くなっているものと思われますので…2003年にケイカプレビューが2歳で購入される頃には、プレビューの両親と母方の祖父母も亡くなっている状態ということで…いや、こんなところまで似なくても良いのになぁと。
なお、この2002年のイージーマインド最後の産駒モエレオープンヒメは牝馬で、現在も現役の繁殖牝馬として活躍しています。今でもこの血統が残っているのは嬉しいものでね。

如何せん知識量も足りず俄仕込みで粗も目立つかと思いますが、上手いこと調理して下さることを願いまして補足と致します。
長文失礼いたしました。

ふと思い出した作品があって
羽月莉音の帝国
学生が起業して世界を相手に建国を目指す、
あの勢いと変なリアリティーは一読してみてほしい、既読でしたらすいません

01年産駒マイル戦線、『芝ならメジャー砂ならプレビュー』とか言われるようになるのかな。

ごりっごりのダート血脈じゃないですか 地方回りするにはあまりにも良血過ぎるし
中央のダート重賞増やして地方との交流戦やっても当時の競馬では勝てる重賞少なそう

ライバルに芝で負けてもダートで無敗とか伝説残すとすればこんなところか？

もう書かれてるけど、芝は同世代に色々傑物が揃ってるからなあ。一年後のディープなんかもう突出した怪物でワンチャンもないし、引退して血を次代に繋ぐまでを考えても、やはりライバルの多い芝に色気出さずダート頑張る路線がいいでしょう。

2001年産駒のケイカプレビュー。そのライバル馬をみてみた（特記ない限りG1レース）

ダイワメジャー　皐月賞、天皇賞（秋）（2006年）、マイルチャンピオンシップ（2006年2007年）、安田記念（2007年）
同世代の最強マイラー。2000mもいける。ケイカプレビューが距離適性のある芝のマイルレースに出る場合のラスボス

キングカメハメハ　NHKマイルカップ、東京ダービー
同世代馬最強のキング。怪我で引退しなければ…と惜しまれる。なお彼の真価は種牡馬になってからである。産駒のJRA通算2000勝を2021年に史上3頭目として達成

デルタブルース　菊花賞、メルボルンカップ（2006年）
同世代屈指のステイヤー（長距離馬）。上の2頭に比較すると地味目だが海外G1に勝利している


芝は捨てよう。と思う名馬が揃ってますなぁ…

そして次年度、怪物が日本競馬会を席巻する

ディープインパクト
２００５年：皐月賞、東京ダービー、菊花賞　2006年：天皇賞（春）、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念
史上2頭目の3歳クラシック無敗の3冠馬。2000年代最強牡馬。種牡馬になっても産駒通算勝利数が2400勝を超え、産駒のコントレイルが2020年に無敗の3歳クラシック3冠を成し遂げ、史上初の親子での無敗クラシック3冠に

イージーゴアとミスタープロスペクターって所でTHEアメリカって感じがすごい

今更だけどケイカプレビューって牡馬だったのね……
名前が華やかすぎて牝馬だと勘違いしてました。

スウィープトウショウと半姉弟か

・・・あれ？とするとワンチャン芝中距離いけませんかね？
ディープインパクト相当のヤツが居なければですが