2023年05月22日 (月) 07:53
皐月というのは、卯月と違って三十一日存在するわけだが、ついこの間書いた活動報告が記憶に新しいにも関わらず、もう既に月末時期というのが近付いてきている。
学生の頃、殊に小学生や中学生の頃は、こういう時間間隔ではなかった。そのように思う。もちろん、実際に経過している時間が加速している、というわけではない(たぶん)。時間の感覚が、年を経るごとに加速しているように感じる、というのは普遍的な感覚であるようで、この感覚に対して何かしらの解釈とともに、説明をしている人もいたように思う。
詳しいことはあまり覚えていないが。完全に同意しているわけでもないし。「一理ある」くらいは思うにせよ。
しかしながら、これが本当に「普遍的」であるのかどうか、ということについては、厳密には確証がない。実際、こういう話題を出したときに、
――いや、俺はそういう感覚よくわかんないけどなぁ――
などと言う奴は、概ね空気が読めていない、という評価を受けることになる。それが主な理由なのかは定かではないが、仮にこの感覚について、ビタ一文同意が出来ない、ガチで感覚的に共有できていない人がいたとしても、それを観測することは難しい。元より、人の主観というものはそれぞれなので、「同じだ!」ということも「違うね!」ということも、実態が表現通りになっている確証はどこにもない。
そもそも、我々が三次元実体を視覚観測する際、三次元的にこれを観測しているわけではなく、あくまでも二次元的に再解釈された結果のみを観測しているため、情報はどうしても原典からは失われるものだ。視点が変われば、同じものも違って見える。
同じく、我々が「知っていると思うこと」というのは事実それ自体ではなく、情報を落として矮小化された具象に過ぎない。これは、実体のない概念についても同じだ。存在する概念を解釈して、そのように想起することの、想起が完全に同一であることは、むしろ有り得ざる奇跡だと考えるのが自然である。実際のところは知らんが。
例によって、まずは別にどうでもいいことから書き始めたわけだが、次いでどうでもいいこと(語弊)として、執筆に関する計画未満の表明を、今回は試験的に Unordered List および List Item ハイパーテキスト修飾要素を用いて記述してみる。
- 『魔王グレンゼルムの憂鬱』
そろそろ再開したいですよね(願望)
- 『浪漫の探求者』
短編は適宜書く可能性
- 『随筆』
リアルイベント次第、といいつつ稀に何もなくても書く可能性
誰に顧みられることがなくとも、したいことは随意にすればいい、というわけで。本業の仕事をサボって…… もとい、仕事の合間にでも好き勝手進めていければいいな、と思う所存。
また、他の執筆者の方々との交流についても、なんとなしに進めてみたいところではあり、主に Twitter 上で流れてくる情報をベースに作品を読み進めるという、実質平時と変わらないことは行っている。
ここから一歩進んで、例えば誤字らしいものを報告してみようとか(やや得意)、感想やレビューを書き込んでみようとか(無茶苦茶苦手)、そういう新しい試みにも足を突っ込んでいきたいところではある。
何にせよ、自分という領域を深めるために、他者との交流を通じて自身を見直すというのは非常に重要や有用なことであるので、遥か高みを目指して精進するなら、そういう経験も大事だと言える。
私はまぁ…… 趣味なので。できる程度に、なんとなくで。