「このミスなろう」結果発表が終わったので
2014年10月01日 (水) 02:31
審査員の皆様、お疲れ様でした
全作品を読了したので、気になった点だけ



◆人物の紹介について

「物語の開始時のキャラが多すぎて、読者の処理能力を超える」
こうなると読み手はつらい
主要キャラが分からないまま読み進むと悲惨
犯人を特定されないように多人数で物語を進める推理モノは、加減が難しい

回避方法に、登場人物をモブのように表現する手法があります
「このキャラは覚えなくて大丈夫よー」
みたいに書くと、読者が処理する情報が減ります

分かりやすさは二人芝居が最強、異論は認める
(このミスは設定大杉とかと似ている)


◆セリフと説明

説明をすると物語が白けやすい
学生時代、授業中に寝ちゃった人も多いはず
独白やネタあかしが上手く決まらない時は疑ってみてはいかがでしょうか
白けやすさをどう回避して、説明な自然をするかは力量が問われる所です

底が知れない広い話題なので、意識的な改善案だけ

気楽に書きましょう
キャラと自分がチャットで話してるくらいでいいと思います
「書かなきゃ、書かなきゃ」
ってなると作品の質が落ちたりするので、意識してはいかがでしょうか



以上、推理ミステリ(全般)に使える話題でした
ツッコミあればお願いします



面白い作品もありましたし、楽しませて頂きました
皆様、誠にありがとうございます
コメント全2件
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>卯堂 成隆先生
推理は繊細ですからね。
物語の基本事項ができたらOKっていう風にはならないのが難しい所です。
私個人のオススメだと

短編で手軽に楽しみたいなら
・おおぞらを舞う(譜楽士先生)

ちょっと固めが読みたいなら
・探偵海水浴(奥田 光治先生)

学園日常系が読みたいなら
・謎好き乙女と奪われた青春(瀬川 コウ先生)
※エブリスタで読めます

他の作品も参考になる所は沢山あると思うので、機会があれば是非。
卯堂 成隆
2014年10月01日 10:39
推理小説は本当に難しいですよね。
自分も書くほうはともかく、読むほうは大好きです。
時間がなくてまだ応募作品は呼んでないのですが、何かお勧めとかありました?