黒船シーズン0を終えて。
2025年07月13日 (日) 14:42
 こんにちは、K砂尾です。

 シーズン0をなんとか終えることができまして、まずここまで駄文を読んで頂いた皆様に感謝申し上げます。

 投稿小説業界のトレンドとは縁もゆかりもない題材を選んで出発した黒船サッカーパークですが、ありがたいことに、投稿しているカクヨム、小説家になろう、合わせて約5,000PV(2025/07/13時点)となりました。

 子供の頃から好きだったサッカーと、仕事にしている金融を掛け合わせた話を書きたいと思ったのが今から1ヶ月前のことです。

 直接のきっかけは一仙さんの書いているフットボールファミリアを読んだことです。あ、自分の書きたかったような話を書いている先人がいるんだと思い、後を追うことにしました。

 和歌山県を物語に選んだ理由は、Jなし県と言われる都道府県の中で、妻が昔暮らしていた縁があったことと、多くの人がイメージしやすい観光地や農産物があったことです。ちなみに和歌山県が日本サッカー発祥の地らしいですよ。日本代表のシンボルである八咫烏は和歌山に関連しています。


 さて、シーズン0はいかがでしたでしょうか。

 最初のシーズンということもあり、各登場人物の自己紹介的な内容が多く含まれていたため、ただでさえ冗長になりがちな群像劇に輪をかけて、のそりのそりと進んでしまったというのが実感です。

 こう、なんですかね。丁寧に書きたいという気持ちも勿論あるんですが、どちらかと言えば、作中でも触れている、スタジアム改修に莫大なお金がかかるという、これに作者も追い詰められている感じです汗。

 なんとか資金調達できるような会社にするため作者側でも必死に考えておりまして。

 やっぱりビジネスって一朝一夕で儲かるものはないじゃないですか。なので、早め早めにタネを撒いて、どこかで跳ねさせないといけないなという気持ちが、物語をサッカーから遠ざけている感じです。

 うまくいくかどうかはご都合主義ですが、やはりビジネスジャンルで書く以上、論理的にあり得ないみたいなことはできるだけ排除したい気持ちもあり。

 その一環として、黒船グループの各事業はすべて実際に事業計画を立てた上で、セグメントごとにPL、損益計算書を作っています。

 あまり細かい数字の説明をだらだらと読んで頂くのもつまらないでしょうから、作中の定例会議の中でおおまかに共有していますが、例えば、wetubeのビジネスは一応動画ひとつひとつ内容はメモしていて、再生回数×広告単価で売上計算していますし、KPIとなるチャンネル登録者数も月次で想定しています。また。シーズン1から本格的に始まる梅の加工食品については、商品ごとの販売価格、仕入値から粗利を計算し、販管費を差し引いて簡易的な営業利益を月次で作っています。もし興味あるという奇特な方がいらっしゃれば。ここで一部公開するとかはできるかな。。

 さて、シーズン1からはいよいよ本格的にリーグ戦がスタートするわけですが、やはり描きたいのはプロになってからの世界なわけで、気持ち的には駆け足で進めていきたいと思いつつ、気長にお付き合い頂ければ嬉しいです。

 あ、新規事業のアイデアは本当に募集しています! 実際のビジネスと同じですが、良いと思ったら積極的に採用したいと思っています。

 引き続きよろしくお願いいたします。
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