雷≧火水土風(格付け、難易度、レア度等々)はいつの時代からなんだろうか?
2022年06月04日 (土) 16:59
楽しく読ませて頂いてる小説の感想にも書いた疑問なんですが。 『小説家になろう』に掲載されている作品群に限らず、タイトルの様にわりかし『雷≧火水土風』ってパターン多いですよね。有名どころだとドラク○シリーズなんかだと威力的にデイ○系が他攻撃呪文より高い場合が多いですし。

個人的に「この構図が出来たのって何時の時代からなのかな?」って思ったんですが、調べても明確な情報が見つからなかったんですよね···調べ方が悪い可能性も大いに有りますが(笑)
コメント全10件
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こんにちは。ペンチさんコメントありがとうございます!

確かにお膝元である日本でも、その当時物凄く強かったと言われるタケミナカタをタケミカヅチがボコボコにした···なんてお話が残ってましたね。 ゆりさんのご意見と合わせて、雷が上位に在るのはきちんと理屈があるというのが認識出来ました。
ペンチ
2022年08月09日 09:59
「雷≧火水土風」というより雷最強っていうのは、威力以上に「格」の問題だと思います。
ギリシャ神話主神ゼウス、北欧神話主神の息子トール(ソー)、日本神話の武御雷神など、
多神教の高位軍神が雷の権能持っており、担い手以外が触れると神でも死にかねません。
彼らが安易に負けたら神話が詰むため神話時点で雷は他属性より強い(格上)という認識です。
敵キャラ含めるとハデスや加具土命、アンリマユなどの「異形の炎(黒、青、冷たい)」も
並んできますが。

日本人的には物語の書き手語り手がどれだけ成長しても火遊び、水遊び、土(泥)遊び、風のいたずらで
親父やおかんの雷(怒り、躾)にはいまだに勝てる気がしないという心理も大きいんだろうなと思います。
ゆり
2022年07月24日 21:59
https://ncode.syosetu.com/n2782ht/
絶不調だけど、暫定でアップしてみました。
こんばんは。 ゆりさん了解です、わざわざありがとうございますm(_ _)m
ゆり
2022年07月13日 15:32
お久しぶり(この活動報告では)です。

『ラノベに至る流れ』を書きかけてみたのですが…軽く数千文字は行きそうな様子になってしまいました(苦笑)
(まだ半分くらいなのに)
ちょっと『コメント』に書く分量ではなくなったので、どこに置くかは考えてみますね。
>ゆりさん

おはようございます。そうですね、ラノベ迄の流れも時間にお暇が有りましたらご教授して頂けますと幸いです。
ゆり
2022年06月29日 05:36
宗教からラノベに至るまでの流れも、ほぼ全部知ってますけど、そっちの説明もあったほうが良いですかね?
ゆり
2022年06月29日 05:17
(あ、誤字ってる…「アリストテレス依頼」って…「以来」ですよねぇ><)

…お詫びついでに、追加情報を><

そのアリストテレスの四大元素説ですが、更にその由来はインド哲学の『三原説』になります。
こちらは『地水火』です。
そこからバラモン教の『三神』や『世界観』に繋ってて、ミトラ教の『三神』を経て、ツァトストラ教(ゾロアスター教、拝火教、とも)の『善悪二神』になって、更に『唯一神教』であるユダヤ教へ影響を与えて『神と悪魔』になってます。(こっちの流れは、3から減るほう)

一方で増えるほうは、西に流れて4に増えた一方で、東に流れたほうは5に増えて、中国の『五行』になります(こっちは、火水土に木金が加わります)。『五行』は『水星、金星、火星、木星、土星』に割り当てられた結果、更に日月を加えた『七曜』となります。日月を『太陽、太陰』と特別視した立場からは『陰陽五行説』となり、足し算ではなく掛け算となり、『十干』に、更に別系統の『十二支』と更に掛け算して、『六十干支』にまで増加します。(還暦の元です)

一方で、『四大元素』も更に東へまた伝わり直して、また一個積み上げて『地水火風空』の『五輪』となります。(昔の墓標の五輪搭の元です)

オマケに更にまたインドから『三元素』が伝わり直したらしく『白撥中』の『三元』になります。(麻雀の三元牌の元です)

そこら、東に伝わった一切合切を寄せ集めたようなシロモノが、風水盤です(笑)


…と、ファンタジーが誕生する以前に、宗教やらオカルトやらで、様々な下地が用意されてたって訳ですー。
>ゆりさん
なるほどアリストテレスですか···そっち方面はあまり調べてなかったなぁ。
ゆり
2022年06月28日 19:59
某角うさぎの…(とか書かなくてもどういう経緯で来たかは 明白ですよね(苦笑)

で。

おそらく『雷≧火水土風』は、古代ギリシア…てか、アリストテレス依頼じゃないかと思います。

つまり。
『火水土風』は、アリストテレスが『決め付けた』4大元素ですが、『雷』はそうではないので、『火水土風』を単属性魔法となるのに対し、『雷』は複合属性魔法となってしまうから…です。

まぁ、アリストテレス由来は言い過ぎとしても、(本物の)中世ヨーロッパでは、『雷≧火水土風』という認識が有っても不思議ないかと。

なにしろ…『火水土風』は簡単に作れますが、『雷』は近代になって『雷=電気』と証明されるまで、実質的に製造不能でしたから。


…って訳で、『雷≧火水土風』は『フィクション由来ではない』ので、不明だったのではないかと。