2025年04月16日 (水) 22:28
書く。この言葉にどれだけの思いが詰め込まれているのだろうか。ひたすら、書く。そうしなければ前に進めない。書いても書かなくても失敗するのなら、書いて失敗した方が良い。その失敗は明日への糧となるから。
嫌なこともある。嬉しいこともある。いろんな事がある。投げ出したくなることもある。苦しい、もう嫌だ。どれだけの時間を言い訳に費やしたのだろうか。後悔はするだろう。あの時こうしていれば良かった、ああしてれば良かった。こうしなければ良かった。穴があったら入りたいほどの大きな失敗をしたことを僕はこの先も忘れないだろう。
ただ、一つだけ自信を持って言えることがある。それは、失敗をしなければ前には進めないと言うことである。僕自身先程語ったような大きな失敗が無ければ、作家になろうとはしなかっただろう。作品を書き始めるまでには日々の生活との折り合いにも非常に苦労した。そこには、自身の焦りと甘えが見え隠れしていた。それでも今こうして小説を書いている。
今執筆中の、「僕は僕を好きになりたい」は100%趣味の小説だ。いろんなものに影響を受けまくってている。もちろん、この作品を読んでくれている人には最大限の感謝を送りたい。展開の広げ方には苦労している場面などもあるが、それでもやっぱり書くのは楽しい。欲を言えば、書籍化をし、アニメ化までこぎ着け、出来るならば好きな声優さんにアテレコしてもらいたい。憧れの作家先生に会って、自分の作品を評価してもらいたい。中には厳しい意見もあるかもしれないが、それは先生方に会えただけでおつりが来るというものだ。そうであると信じたい…。
まあ、何が言いたいのかというと、「僕ぼく」は今の所の短い僕の人生の中で必死にかき集めた結晶、集大成のようなものだ。これからも人生は終わりはあれどある程度は続いていくだろう。しかし、その時その時の輝きはその時しか無い。僕はその輝きをこの世界に残したかった。僕みたいな人間でも、誰かの希望になれるんだって証明して見せたかったからだ。もし僕の作品が誰かの目にとまって、誰かの希望となってくれたら幸いである。