2015年03月10日 (火) 19:50
魔女狩りのジャガンナータを大幅に改定することに決めた。
理由はいくつかあるが、最も大きな理由が「プロットが無かった」ことだろう。そのため今後の展開に問題が出始めたのだ。実はある程度設定を決めたら、あとはノリとテンションの産物である。ほぼ行き当たりばったり気味に書いてはいたが、そのせいで伏線の張り方が甘いと感じたのだ。
情報の出し方は重要だ。序盤であまりに出し過ぎても、後半まで粘りすぎても、読者の感情を動かすことはできない。
何より私は百合を書きたいのに、そのようなシーンを書いていなかった。今度はもっと百合百合しくする。
そしてこれは指摘されたことでもあるが、メインキャラの一人であるはずの大木藤悟のキャラクターがあまりに前面に出ていなかった。一応彼はメインキャラクターなのに、多くは他の魔女にばかりスポットが当たってきた。これを変更したい。
また、メインメンバーにも問題があった。
メインメンバーは当初は大木藤悟、斑鳩燕、遠野美弥子、天宮磨璃華、氷鉋零、羽峰彩としたが、このうち零と彩の設定の練りを甘いと感じた。それはそうだ、この二人は執筆当時に私の中で流行った属性やネタを入れただけだからだ。なのでこの二人はメインメンバーから外れ、零は月城学園へと転校し、彩はマッドティーパーティに強制参加してもらうことにした。ダークエルフ痴女が生徒会副会長になる学園の今後はどっちだ。
メインメンバーを再編するとすれば、その基準は内面の設定をどれだけ練ってあるかが焦点となる。なので、月城学園副生徒会長の座にいた火神茜(前版ジャガンナータのラストにもちょろっと出ていた)をメインメンバーに加えることにした。彼女はかつて、ジャガンナータの原案、最初の最初の案でヒロインだったはずの少女だ。それはもう設定は十全に存在している。それにころでメンバーは六人から五人になり、バランスもいい。
問題は、主人公チームの火力が異常なことだろうか。まぁいいだろう。
今後は藤悟の主役性をもう少し高められるといいな。
ではまた。
早期の再開楽しみにしています。