大鳳は救いたい おまけ
2025年05月18日 (日) 11:34
大鳳が救いたいものは何?という感想がありましたが、いろんな解釈があっていいと思っています。
以下におまけとして、大鳳の経験したものを載せます。これも蛇足とは思うのですが、こっそりと。

初代。一本の魚雷を受けガソリンが漏洩し、爆発を起こし沈没。多くの大鳳乗員が犠牲になってしまった。

二代目。爆撃を跳ね除け奮戦し、複数の魚雷を受け沈む。総員退艦の中乗員に「大鳳よ。もしまた戻る事があるのなら、我々が道を誤らないように、どうか,導いてくれ」と切に願われた。

三代目。爆撃を受けつつも奮戦し、多数の魚雷を受け沈没。「ありがとう大鳳。我々がここまで戦えたのは、大鳳のおかげだ。もしもまた戻れたならば、より良い道へ我々を導いてほしい」と総員退艦の中、乗員に期待を込めてお願いされた。

四代目。第二次世界大戦を乗り切り、「多くの死傷者は出てしまったが、我々は勝利できた。大鳳がもたらしてくれた情報のおかげた。ありがとう大鳳」と乗員に深く感謝された。2011年3月の大地震に伴う大津波により遭難。



おまけ2
可能性の未来
五代目大鳳の資料室には、量子コンピュータの中に様々な人物のデータが保存されていた。
優秀な人物達のデータであり、量子コンピュータの中で再生可能だった。

その再生された人格を、艦内にホログラムとして投影する事も可能だった。
さらにその人格を人型ロボットにコピーでき、艦外での活動を可能としていた。

オリジナルの人物とは、データを取るまでの記憶は同じであり、それ以降は別人格となった。
同様に人型ロボットにコピーされた人格も、コピーされた時点で別人格となる。

艦内には他に、医療用のナノマシン製造装置が設置されていた。
このナノマシンを人体に注入すると、一定期間身体を正常に戻そうとする働きがある。

具体的には、ちょっとやそっとの致命傷では死ななくなる。
胴体が切り離されても、くっつけておけば再生する。

兵士に投与すれば、ほぼ死なない兵士が誕生する。
しかし、戦争犯罪抑止のため、効果期間中は性欲がなくなり、男性として不能になる。
効果期間は兵役期間を想定している。

量子コンピュータがもたらす情報と優秀な人材。そして死に難い兵士を生み出すナノマシン製造装置。
これらを大鳳に乗せ、来るかもしれない過去への移動に備えていたのだった。
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