2013年04月15日 (月) 22:43
『氏長君』を書きはじめるまで、色々なネタが没になってきました。
これらをそのまま私の脳内に沈めておくのも少々もったいない気がするので、ここに晒しておきます。
誰か代わりに書いて~っ(笑)
・扇谷上杉朝定憑依もの
一番最初に思い付いたネタ。
河越夜襲で戦死した上杉朝定に憑依して、打倒北条、もしくは河越を起さない事を目標に生きていくお話。
一応、出だしだけは書いたのですが、私が関東地方の戦国史に全く詳しくなかったため没に。
・織田信興憑依もの
ひそかに書こうと思っていたネタ。
長嶋一向一揆との戦いで死亡した、信長の弟・信興に憑依。
伊勢方面の軍権を一部任され、滝川一益と共同で一向一揆つぶしにあたる、というお話になる予定でした。
没理由は主人公だけでは一揆を潰せそうになかったから。
信長に出て来てもらっては、史実と変わりませんし……。
・広瀬宗城憑依もの
飛騨広瀬城の立派な堀跡を見た私が唐突に思いついたネタ。
飛騨の有力国人で、姉小路頼綱に謀殺されてしまった広瀬宗城(ひろせむねなり)に憑依するという誰得なお話。
ヒロインは現代からタイムスリップしてきた歴史好きな女子学生。
死亡フラグ(謀殺)を叩き折るには、頼綱に先んじて飛騨を統一するしかない!ということで、妥当三木家を目指して暴走するお話になる予定でした。
どマイナー過ぎて資料がないのが最大の没理由です。
宗城どころか飛騨広瀬氏の情報すらほとんどないんですよね……。
・新訳一色軍記
本能寺の変後に明智側につき、最終的に細川藤孝に謀殺されてしまった一色義定に憑依するお話。
タイトルは同名の軍記物語より。
ヒロインはお市様。ヤンデレ忠興が親友ポジ。
本能寺の直後、細川家同様明智の要請を跳ね除けて羽柴軍に参加し、その後も賤ヶ岳やら長久手やらを羽柴側の一大名として戦っていく……、そんなお話になる予定でした。
そして、クライマックスは関ヶ原。
珠姫をお市様が大阪城から逃がすという展開やら、細川藤孝と田辺城に籠城するという展開を考えていたのですが、『地元の方が調べやすくていいや』と言う理由で結局は没に。
脳内プロットは未だに憶えているので、いつか書くかもしれません。
・死亡フラグを叩き折れ!
幼少期に同盟を結んでいた筈の朝倉家に文字通り拉致され、最終的に本能寺で明智についたために殺害されてしまった若狭武田家最後の当主・武田元明に憑依。この間受信した電波を発展させたもの。
ひとまずは朝倉氏の若狭侵入を防ぐ目的で動き、それがだめなら本能寺で秀吉について生き残りを図る……、そんなお話。
二作並行は少々厳しいと感じた為、今のところは没ネタ。
こんなものですね。
お目汚し失礼いたしました。