初めて文字数10万文字越えの作品を投稿した!
2019年12月04日 (水) 23:28
最近久しぶりに小説を再開して、

「この転生系クソラノベにはヒロインが居ません ~異世界転生モノの面白い要素を全部削ってみました~」

を投稿中です。

これまで様々な「アレ」な作品を投稿してきましたが、短編が多くて文字数が少ない作品ばかりでした。
しかし、やっぱり物書きとしては「一度ぐらいラノベ一冊分(平均13万文字)の作品を作って投稿してみたい」と思っていました。

そんな中、近所の本屋さんに久しぶりに行ってみたところ、WEB小説系の本がたくさんならんでいたのです。
アイディアを求めて、その棚の本をペラペラとめくってみました。
すると、どの小説でもほぼチートや特殊能力で「俺TUEE」して、かわいい女の子がドカドカでてくるではないですか。
それがいわゆるテンプレなのですが、WEBではなくリアル本屋でそのテンプレの山を見ると結構衝撃的でした。

「くっ!? なんだ、このテンプレの山は! 俺のようなひねくれ者にはこんなテンプレ王道作品は読めない! もっとひねくれた作品はないのか!?」

そう思って何冊か手に取ってみたのですが、設定やシチュエーションが違っても基本かわいい女の子といちゃこらしている作品ばかりでした。
(もっと探せばあったのかも?)

「駄目だ! 俺はもっと捻くれた物を見たいのだ! 言うならば、異世界転生から女の子成分を抜いて、テンプレが崩壊してしまったような、そんな危うい小説が読みたい! むしろ、ついでにチート要素も全部抜いちまえ! そういうキワモノはないのか!?」
 
もちろん、ありませんでした。

「いいや、書いちまえ! 設定が設定だから、真面目に作り込んでもしょうが無い。クオリティとか気にせずに速度重視・文字数重視で書こう! ちょうど、一度くらいラノベ一冊分の小説を書いてみたいと思っていたんだ。クオリティ無視でたくさん書いてみよう!」

これが執筆動機です。

「おそらく小説の作者にはひねくれ者が多いはず……。一般読者にはあんまり受けないかもしれないが、作者側でこういうぶち壊し物が好きな一部には受けるだろう」

これが下心です。

ということで、クオリティをあまり気にせず勢いだけで書いたのが功を奏して、初めて10万文字越えを達成しました。(仕事の波で時間があったことも幸いでした)

誰も祝わないから、自分でお祝いしておきます。

おめでとう自分!
おめでとう俺!
やったぜ、10万文字!

10万文字を超えた次の目標は、この小説の完結です。
元々、「とんでもない設定でラノベ一冊分(13万文字)書く」というチャレンジでしたので、目標は13万文字でした。
しかし、雰囲気的に15万文字……下手したらそれ以上行きそう。

テンプレ的面白い要素が一切無いにもかかわらず、書いているとこれがかなり楽しい作品なのです。
しかし、「超人気のなろう系作品のように超長編化しよう!」が目的ではなく「とにかく完結しよう!」が目的なので、終わってくれないと困るのです。
そうしないと、次の作品も書けないし。

誰も言わないので自分で書いておきます!

ということで、がんばれ俺!
完結させるんだ!
コメント全14件
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唯乃なない
2019年12月06日 23:36
>比由さん
あー、喧嘩したいわけじゃないので、書き方悪かったらすいません~
「ガチンコ」は自分の中での雰囲気なので説明難しいですね~
いろいろ考えたんですが、言葉にならない。

あと、「ふわふわ」についての違和感は、SF要素とかへの突っ込みじゃないんですよ。
野尻さんのSF部分のすごさはすごくよく分かっているんです。
SFとしての文句じゃなく、物語の展開についての好みなんですよね。
ここについては、比由さんが目の前に居たらKindleの部分を指さして、「ここの一行が~」「この話の飛び方が~」とか個人的な見解が言えるんですが、こういうメッセージだと説明難しいです。
こういうのは面と向かって議論しないと、喧嘩になるかな~と思っています。
一個だけ言うと、作者は多分最初高校生だった主人公が若いままクライマックスを迎えるために、意図して展開を早送りにしてると思います。
(まどろっこしい部分をスキップする意味も含めて)
その部分が、理屈はちゃんと通っているんですが、なんか違和感を呼ぶんですよね。
現代ベースの物語だから、その違和感が気になっちゃうと、どうも乗り切れないんです。
現代ベースだとそこらが難しいですね~
退会済
2019年12月06日 23:12
訂正。
「模作」ではなく【模索】でした。
退会済
2019年12月06日 23:10
ふむふむ…。
素朴な疑問ですが『ガチンコSF』って何ですか?
少なくとも私は聞いた事がないジャンルです。

『物事がするする進みすぎて現実味がなかった』というのは、主人公が死にかけたり、質量がマイナスな超物質を「偶然から産み出した後にキチンと解析して量産」したり、順を追って用途を模作し軌道エレベーターの材料に用いる事になったり、赤道上の土地(島)の所有者と交渉して相手に納得してもらったり、宇宙で○○と邂逅した事とかでしょうか。

主人公たちが何一つ努力してない、と思ったなら「読解力や創造力が無い/貧弱」なのかな? と。技術的なブレイクスルーが【思わぬ切っ掛けで起きる】のは偶然に過ぎなくても、基礎理論をキチンと作れたなら否定する方が間違っているかと。また『SFは非日常でなければならない』という否定方法を取るなら、それこそ現代の生活を否定しないといけなくなる筈です。

『現実的ではない』ではなく【ご都合主義にしか見えない】なら「それは仕方ない」と否定はしないんですけどね。むしろ【ご都合主義】を否定したらSFのみならず殆どの文学やエンターテイメントは否定されるべき、となる筈です。(笑)

そんな事ではオススメしようと思っていた「ヨコハマ買い出し紀行」とか【SFとして】読めないと思いますよ?(笑)
唯乃なない
2019年12月06日 21:18
>ベギンレイムさん
ありがとうございます!
10万文字うれしい!
でも、20万文字になる前に終わらせたいです!
文字数10万文字越えおめでとうございます!!!

読めば読むほどひねくれ面白い作品をありがとうございます!!
唯乃なない
2019年12月06日 08:41
>アマラさん
がんばって探してください!
売っているところが分かったら自分も買いに行きます!

ちなみにアマラさんのユーザページを初めて見たんですが、めっちゃ書いてますね。
100万文字越えとかやばいんですけど……
そして、ブックマーク登録数がすごい!
この作品はあんまり一般受けではなく、テンプレに飽きた人向けだけど、まだそういう層を取り込め切れてない気がする。(たぶん、新着で偶然見た人しか来てない)
集客は課題ですなぁ……
アマラ
2019年12月06日 01:40
十万文字達成、おめでとうございます!

(考え中)って、わざとつけてるのかと思ってたんですが、違ったんですね
エスプリの利いたジョークかと思ってたんですが、考えすぎだったんだ・・・!

一応なろう作家の端くれなのですが、見事に下心に一本釣りされました
こういうの楽しいですよね
作中で紹介されていた副題もすごく面白そうですし!
民明書房の本は漢塾以外で売られているのを見たことがありませんが、がんばって探して買いますっ!
唯乃なない
2019年12月05日 21:25
>錆腐短杖さん

ありがとうございます。
ふざけまくってる作品なので、ついてきてもらえると非常にうれしいです!

>なおさん
野崎まど劇場は見たことあります。
「はぐるまどらいぶ」は見たことがないので、ちょっと見てみます~


なお
2019年12月05日 17:58
色物系のひねくれた作品で好きなオススメ作品だと……
「野崎まど劇場」は衝撃的だったなぁ……
なろう作品だと「はぐるまどらいぶ」が色々と挑戦的な試みをやってて好きです(特定回で背景色変えたり、背景にGIFアニメ入れたりとか……)
錆腐短杖
2019年12月05日 16:26
控えめに言って最高だぜ

私はテンプレばっかだけどさこういうのも悪くない,いやむしろ良いw
ここまで全てぶっ壊していくと返って清々しくなりますね
完結まで読んで行きたい
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