2013年11月22日 (金) 00:00
どうもこんにちは。
理不尽な孫の手です。
いつも無職転生を読んで頂き、ありがとうございます。
本日で、丁度「無職転生-異世界行ったら本気出す-」の投稿を開始してから、丁度一年となります。
一年。
一年です。
まだ一年しか経っていないんです。
ですが、私にとっては、長い一年でした。
この一年、色々な事を考えました。
小説の事、ランキングの事、戦うという事、勝つという事、負けるという事。
本当に色んな事があったよ……。
今、ハッキリといえる事は一つかな。
「無職転生-異世界行ったら本気出す-」はこれからも書き続けていく。
それが私だから。
…………と、どっかのレースアニメのネタはさておき。
1話と2話を投稿した日、私は悪い事をしている気分でした。
なんていうか、18歳未満の子が精一杯大人っぽい格好をしてエロゲーを買いに行って……。
そして購入する事に成功した。
そんな気分でした。
チラチラとアクセス数を確認する姿は、エロゲの入った鞄を大事そうに抱える少年の如く。
「こんなもんだよ、まぁこんなもんさ」と頷くその姿は、本当はもっとドエロい作品を購入したかったのに甘い純愛ゲーで妥協した少年の如く。
6話ぐらいでドーンとアクセス数が伸びて日間一位になった時のその姿は、初めてのエロゲで初めてのエロシーンに到達した少年の如き初々しさを放っていたでしょう。
まさに心は少年でした。
懐かしい。
初めてもらった感想はまだ覚えています
「メイドさんどこいった・・・」でした。
3話か4話の頃でしたね……。
感想にはお世話になりました。
中には生の感情をそのまま叩きつけてくるような感想もあり、心底傷ついた事も多々ありましたが、感想無しにはここまで書き続ける事はできなかったでしょう。
一度だけ、気炎を吐いて怒鳴り返した事もあります。
擁護してくれた方もいましたが、反省すべき事でした。
しかしながら、作者も一人の未熟な人間であり、未熟な人間が少しずつ成長していく物語を書いているのだから、それもまたアリとしましょう。
例え、将来どっかであの活動報告を提示され、鬼の首を取ったかのように糾弾されても、それは過去の未熟だった私がやった事だから許してくれと答えましょう。
許さないと言われたら「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この作者に石を投げなさい」とか何とか誰か言って助けてください。
色々な方々に助けられて書いてきました。
ここまで書き続けられたのは、読者の皆様一人ひとりの温かいメッセージあっての事だと思います。
書き続けた結果、ランキング一位にもなれました。
これだけたくさんの人がいる中で一位になったのは、生まれて初めてでした。
一生涯忘れ得ない、大切な思い出になるでしょう。
それもこれも読者の皆様のおかげでございます。
と、かしこまった話はこれくらいにして。
11月22日は無職転生の初投稿日。
プロローグと1話を同じ日に投稿したので、
本日がルーデウス・グレイラット氏の誕生日となります。
同時に住所不定無職氏(享年34歳)の一周忌でもありますが、まぁそれは置いておきましょう。
誕生日という事で、さぁ何をしようかと私は思いました。
当初の予定では一年目で丁度パウロの墓参りのシーンでも入れようかと思いましたが、もう入れてしまいました。
じゃあ、エリスとのエロシーンをノクタにでも投稿するか。
いやいや、おめでたい日にエロはないだろエロは。
じゃあ、一周年おめでとうパーティ的な番外編を短編で書くか。
いやでも、本編に絡ませる必要は無いな。
本編では一年とか関係ないわけだし。
物語的にはまだまだ続いていくわけだし。
そこで、ふと思い至りました。
一年間を直に感じているのは私だけだよな、って。
さすがに、プロローグを投稿した瞬間に掘り出して、その後もずっと読み続けてくださっている人なんてそうそういないよな、って。
いや、アクセス解析によると、初日に読んでくれた人が134人ほどいるらしいので、もしかすると一人ぐらいはいるかもしれませんがね。
ともあれ、浮かれているのは私一人か、もしくは少数なわけです。
昨日、今日読み始めたって人もいるでしょうし、大々的に何かやったところで、「へぇー、そうなんだー、ふーん」ってなもんです。
なので、今回は自分だけでささやかにお祝いすればいいかなと考えました。
そう、お祝いです。
お祝いと言えばケーキです。
そう思い至った私は、近所のケーキ屋に電話をして、バースデーケーキを注文しました。
お祝い事らしく、真っ白なイチゴのケーキを。
そいつを一人でまるごと食べる事で、無職転生の一周年を祝おうと思います。
こちらがケーキになります。
『一周年記念ケーキ』
一年間、本当にありがとうございました!
いただきます。
※無職転生14章は23日の夜7時から更新します。12+1話です。