【物語公開の理由】「読んでみたい」って言われたから、うれしくて
2025年05月02日 (金) 11:39
こんにちは、晴海凜/Sunnyです。

もしかすると、「どんな人が書いているのかな」と気になって立ち寄ってくださったのでしょうか。ありがとうございます。

今日は、「なぜ小説をネットに公開しようと思ったのか」について、少しだけお話ししてみようと思います。

きっかけは、ある後輩との雑談でした。

先日食事をしたとき、何気なく「昨夜は久々に物語を書いてた」と話したら、思いがけず驚かれ、「そんなことする人だと思ってなかった」と言われました。

思えば、大学の後半から忙しくなって脚本を書く時間が減り、
社会人になってからは物語を書くこと自体がほとんどなくなっていました。
その間に、私は「ライターとして文章を書く人」というイメージが強くなっていたようで、
「物語を書く人」だなんて、後輩は思いもしなかったようでした。

でもそのとき、「読んでみたいです」と言ってもらえて、純粋にうれしくなりました。
ああ、自分が書いてきたものって、誰かに届くのかもしれない。
だったら一度、ちゃんと外に出してみようかな。
そんな気持ちが、始まりでした。

物語を想像するのはたぶん3歳くらいからずっと好きでした。
気づいたら登場人物が頭の中にいて、勝手に動き出していて、自然と物語になっている。
それが日常になっていました。

でもそれを「個人の名前で出す」ことは、これまであまり考えたことがありませんでした。
自分のためではなく、誰かのために、何かの目的のために、団体で作るものを脚本として書く──そういう書き方が中心だったからです。
今回こうして個人として書いて、公開するのは、初めての試みです。
ちょっとだけ、緊張しています。でも楽しみでもあります。

それともう一つ。
私はずっと、このサイトの小説を読むのが好きでした。
通勤中や、眠れない夜。
何も考えたくない時に物語に入り込んで、少しだけ心を休める。
暇つぶしと言えばそれまでですが、ここにずいぶん救われた部分もあると感じています。
だからこそ、好きなときに気楽に読んでもらえたら嬉しいなと思って書いています。

まだまだ手探りですが、読んでくださる方がいることに、感謝しています。
これからもよろしくお願いします。

晴海凜/Sunny
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