2025年06月03日 (火) 20:30
こんばんは!こんにちは?それとも、おはようございます、でしょうか。
裕邑月紫です。
この度は、拙作「いろどりの追憶・月の皇子、徒桜とならん」ならびに「いろどりの追憶・走れ!新人官吏くん!最終ep」をご覧いただきありがとうございました。
約1ヶ月に渡って、本作を毎日投稿し、やっと2つの話を全て公開できました。
わー!ぱちぱち!(一人拍手)
いやぁ、大変な1ヶ月でした(げっそり)。
今回、毎日連続で投稿したお話は全て書き上げた上で投稿開始でした。ところが、いざやり出すと修正したい気持ちがムクムクと出てきて、結局慌ててリライトしたため、えらい目に……(自分で自分の首を絞めた)。
おかげで、毎日投稿が途中でしんどくて……「何度、今日はもうやめるか…」と思ったことか。そんなヘタレで豆腐メンタルな私のモチベーションを繋げくてくださったのは、拙作を見てくださったみなさまです。あらてめて御礼申し上げます。
さて。
せっかくなので、裏話と今後の予定を。
裏話!したかったんですよぉ。投稿した時に思ってたこととか、書いていたとき思ってたこととか!
そんなもん、興味ない!と言う方は、ま、今後の予定までスクロールですっ飛ばしてください。
① 2つの話が生まれるまで
前回の近況ノートにも書きましたが、実は2つ目のお話「月の皇子、徒桜とならん」が一番初めに書いたお話です。ここから、源彩棐(小聿)のお話が始まるぞーってなわけで生まれる時から書いたわけですが……書き上がって、まず思ったこと。
「暗い!(大笑)」
いや、でも、本当に書きたかったのはこれなんです。
このテイストなんです。
ほら、拙作のタグ「ダーク」ってありますからね!
けれど、これをいきなり公開するのはいかがなものか……と。
悩んだ結果、自己紹介がてらちょっと明るい(?)テイストの話を出して、そこから本編に繋げてみようと思い立ち「走れ!新人官吏くん!」を書きあげ、そちらから公開しました。
そのため、新人官吏くん編の感じかなー?と思いつつ月の皇子編を読むと『!?』となった方もいたかもしれません…。逆に、「ダーク」のタグから新人官吏くん編を読んで、『ダーク要素どこ!?』となった方もいるかも。
今後は2つの要素を織り交ぜていきたいと思っておりますので、よろしければ気長にお付き合ください。
② 大幅リライトで半泣きになった話
上に書きましたが、投稿にあたって慌ててリライトの部分がありました。小さなリライトは数知れず。
で。
大幅リライトがあったんですよぉ。
それが「月の皇子、徒桜とならん・陽の皇子と月の皇子」です。
このエピソード、なんと公開2日前に全て1から書き直しました。設定をガラッと変えたのです。
それが、舜棐帝と湘子妃の設定。実は、初期案は湘子さんは妃ではなく源家の大姫で、舜棐さんの妃は左相の娘の梓乃妃のみ。
舜棐さんがある宴の席で、湘子さんの舞を見て一目惚れ。そこから、秘密の逢瀬を重ねて小聿くんを授かって、急遽、デキ婚!
だったのですが……
「おい、舜棐帝、どうやって誰にも知られず、惚れた女とこそこそデートしてたんだよ!?あんた皇帝だろ」ってね。
書き上げてからずーっとこれは引っ掛かってまして。
むしろ、これをネタに将来、彩棐が「俺はどこでできた子!?」って悩む話も思いついた(むしろ書いた)んですが、それはやはりリアリティに欠ける(いや、この話自体ファンタジーなんだけど!)ということで、公開した話に急遽変更したのでした。
教訓:書く前に きちんとしよう 設定を
③ 「新人官吏くん!」で登場し「月の皇子」で登場したのは……
篤紫苑、あと、ちょい役で、太医令の尚按さんと彩棐にアルバイトをさせた杏莆兄こと繹杏莆が登場しました。それと、「新人官吏くん!」のラストepで彼が叫んでます。
紫苑さん、ちゃんと十年の間に官房持ちの正二位の官僚さんになっています。若くして皇子の傅役になった人ですからね。小聿に呆れられたりしていますが、とても優秀な方です。
「新人官吏くん!」ではすっかり仲良しの杏莆兄ですが、「月の皇子」では彩棐(小聿)とは出会っていません。今後、出会いますのでお付き合いください。
同様に、伯玞と哉彦もまだ登場していません。こちらも、いずれ出会い編を書く予定ですのでお付き合いいただけると幸いです。
あと、ほら!誰か、覚えてくれている方がいらっしゃると超絶嬉しいのですが、「新人官吏くん!の新人官吏は祈る」で出てきた謎の白い光の玉!「るぅるぅ!」とか言ってたやつ!あいつの正体もいずれ明かされます。
④ 今後改善しようと思うこと
「1話が長くね!?」
これねー…どうなんでしょう。
みなさまの作品を読んで回っている身としては、1話8000字でも1万文字でもばっちこいなんですが(典型的活字中毒)、読み手である皆さまはどうなのだろう?とこの1ヶ月悩みました。
拙作は章の終わりに「いろどりの追憶・第△巻・◎頁」というのを必ず入れるというこだわりがあるのですが、これを入れるところまで書くと1話が長くなるんですよねぇ。で、途中で(一)(二)と分けてしまうか!と思いたって1つの章を2日間に渡って公開する手法を取りました。
「こっちの方が読みやすい?でも、1日で終わりまで読めないのは気持ち悪い?うーん」と色々考えたのですが、サクッと読んでほしいなという思いから今後は潔く長い章は分けようと思います。分けて投稿する場合は、いくつに分けて投稿するのかを今後は予告しますので、一気に読みたい派の方はそちらのアナウンスを参考にしていただけたらと思います。
⑤ この先のお話をちょっと予告
今後ですが、小聿が一条源家に臣籍降下したその後を執筆予定です。
加冠(成人)するまでの九年間ですが、かなりしっかり書いていくつもりです。
源小聿が今後どのような人と出会い、経験を積み、将軍院の西方将軍つきの主簿っちになるのかご覧いただけると嬉しいです。
⑥ 今後の予定
で、ですね。
ここから先は少しお休みした後、毎日ではなく週に1−2回投稿を予定しております。
本当は、スットック原稿があれば良いのですが、それほどないのです(涙目)
書いたものをなるべく納得した形で出したいので(それでも修正したくなりそう)、じっくり吟味した上で公開したいと思います。
まだ、最終話までご覧いただいていない方、追いかけるチャンスですよ!(殴)
また、この先ですがちょっと計画していることがあります。
本編とは別に「外伝」と「設定集」出します!(誰得?…えっとですね、自己満足です)
「外伝」は、本編で語りきれなかったお話を書く予定です。メインキャラも彩棐とは限りません。
ふと思いついたネタで書くので、時系列もメチャクチャになるかも。本編はダーク多めなのでこっちは楽しくいきたい!
読まなくても本編はわかるけど、こっちも見ておくと本編にさらっと絡んでいて「お!」となるようにしたいなぁ。
でも、ダークなものもあげるかもしれません。
ネタバレとならないように注意書きに、本編のこの時期です、と明記する予定です。
お時間ある時に覗いていただけると、月紫が泣いて喜びます。
「設定集」は魔術の設定。実は、構想としてはいろいろと設定がありまして。
本編で話が進むごとに彩棐(小聿)が理解していく設定を小出しにしていく予定です。
我ながらわかりにくいなぁ、と思いますので備忘録の意味も込めて、「この時点で明らかになっていること」を出していければ良いなぁと考えています。
あとは、人間関係、勢力図ですね。権力闘争や血縁関係やら歴史的背景やらありますので、こちらも整理したい…な…!
この一ヶ月は活動報告はそれほど書きませんでした。
33話出して2回。
本当はもっと書きたかったんですが、とりあえず、これを出し切るまでは黙っておこうと。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、実は、わたくし、超おしゃべりです。
そんなわけで、これ以降は公開予告など、ちょいちょい出したいな(願望)
それでは、ながながとわたくしの話をお読みいただきありがとうございました。
再び皆さまが私の世界星森大陸・聖国においでくださることを彩棐(小聿)と共にお待ち申し上げております。
裕邑月紫 拝