第3話投稿にあたって
2014年04月23日 (水) 18:21
これまでの改訂。
・それぞれ第○部→第○話へ
・凬切の刀身の色が定まらず黒→濃紺→漆黒(多分これで落ち着くはず

※注意!!
連載中の『望まれない英雄』は神聖ローマ帝国をベースにしていますが歴史小説ではありませんので史実に忠実ではまったくありません!
世界史で出てくる皇帝など偉人も登場させますが実在した人物の功績・性格・容姿など全く別物でありますので混同させないようお願いします。

例1)この話では神聖ローマ帝国をベースとしたザナドゥはナポレオンをモデルにした初代が作り上げていますが
→史実ではナポレオンが絶頂期に神聖ローマ帝国は消滅しています。1805年12月のアウステルリッツの三帝会戦でのナポレオンの勝利により1806年ライン同盟を結成します。このときオーストリア皇帝フランツ1世(神聖ローマ帝国フランツ2世)が神聖ローマ帝国の皇位放棄。帝国は名実ともに消滅します。

例2)第3話の最後で出てくるフリードリヒ=ハプスブルク。この話ではシャルルが軟禁されている地方の領主として登場していますが
→史実ではハプスブルク家は神聖ローマ帝国の皇帝位を中世以降保持し、オーストリア帝国の帝位にもついていたため強大な力を持った家でした。
スペイン王家との婚姻によりスペイン=ハプスブルク家もおこりオーストリア=ハプスブルク家と合わせ両家は16c以降2世紀以上にわたりフランスのヴァロワ朝・ブルボン朝と対立。ヨーロッパの国際関係の動きの中心となるほどでした。けっして片田舎を治めていた田舎貴族ではありません。

例3)この話では7選帝侯のうち一人が皇帝に就くようになっていますが
→史実ではドイツ王の選挙権を有しているのであり自らが皇帝になるわけではありません。またドイツ王も事実上は神聖ローマ帝国の君主ですが皇帝として即位し戴冠するわけではないので皇帝ではないはずでした。しかし教皇権の失墜に伴い戴冠されずとも1508年マクシミリアン1世が皇帝を称し以降選出されたものが皇帝となりました。

このように史実とはかなり違うのでご注意を!!

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