2015年05月01日 (金) 00:11
以前書いた短編に、ワジンという亜人を登場させました。
もちろん語源は和人で和風文化をもつ種族。外見的特徴差異でいえば、西洋人と日本人(極東アジア人)との間には、ヒトエルフドワーフそれくらいのものがあるよね、テナ感じに。
んで、やっぱり彼らにはそういう固有ジョブを与えなきゃね、と適当な設定くんでみたりしていたのですが……
それ見返してちょっと、
うん、平安ー戦国初期の侍(もののふ)って、戦闘に関しては西洋風ファンタジーで、かなーりチートでねぇかと、思ってみたり……
1 重鎧装備可能 しかもそれ着て泳げる。
2 装備可能武器が多い。
刀・太刀類、袖ガラミや刺又のような拘束武器、金砕棒や掛矢のような鈍器、弓や長モノといった馬上武器。ついでにいうと組打ちのような密接距離での戦闘技術まであったり……
3 領地を経営したり、和歌を詠んだり、なにげに知力も高い。
デフォルトでロード(領主)技能かよ。
4 騎乗可、鎌倉時代設定ならそれが前提な上、騎上で取り扱い可能装備の幅が広い(弓、大太刀、薙刀、長巻)。馬上遠距離攻撃とか、鬼畜の所行。
欠点は馬がちっこくて足が遅そそうなことだけど、一の谷に代表されるように高低差に強そうだから山岳戦とかだと逆に……
……比較するとナイトって、“騎”士と邦訳されるくせに、実際の馬上装備はしょっぱくないですかー(ランス一辺倒な気が…… そりゃ作品としてはファンタジーな長剣や戦斧もつかいますけどぉ 弓が使えないのが痛い)
対霊体攻撃法も、鳴弦とか四股だとか、ある程度用意できないこともないし、鬼でねぇべか、と。
銃こそ使わないものの、そのメンタリティは妖怪首おいてけ、そのものなのでしょうね(汗) もののふこわい
平安―戦国とはしましたが、この間もかなりの変遷ありましたからねぇ。
平安時代の武士の有名どころというと、坂上将軍や渡辺綱?
ファンタジー設定の場合、対妖物能力が高そうですね。
対霊とした、四股や鳴弦もこの時代の風習のイメージありますしね。
うーん、麻呂眉さえ気にしなければ、結構活躍できそう(笑)
ただ、平安時代の農民…… こう、竪穴式住居住まいで租税を絞り取られ、防人……は奈良か、逆らえば鬼だとか土蜘蛛だとか人扱いされずに討たれてしまうイメージがががが……。
呼んだ記憶は遠く彼方ではありますが「QED式の密室」とか思い出してみたり。あー、とか思える一作でした(汗
ちなみ割烹の妄想、“もののふ”のメインモデルはどちらかというと坂東・鎌倉武者でしょうか、平安後期―室町前期、といったところですわなぁ。
この時代に作られた刀が信仰レベルで珍重されている“古刀”なわけですが、彼らにとってはあくまで扱いはサブウエポンなイメージだったりしますね。 ……まぁ、ホントは自分、全く詳しくなかったりしますが。 南北朝?応仁の乱?なにそれー たいな。
ちなみ、割烹の妄想において、よくある“侍”のイメージである“刀使い”(抜刀斉とか五右衛門(ル三)とか時代劇の殺陣をやる侍とか)をモデルにしては“剣客”という別ジョブが妄想されていました。
軽装(紙装甲)高瞬発高回避、基礎攻撃力よりも技術による攻撃力補整で高ダメージをはじき出すんだっ!! 超高死亡率、同時に技術さえあればソロ近接系攻撃職最強、ったいなーっ(笑)
……“もののふ”から“剣客”への変遷を考えてみると、個の武勇よりも歩兵による組織だった戦闘や将の指揮能力が問われた戦国期、芽を出せないままでも牙を磨き、後の世に大勢となった“剣客”達が、まるで恐竜時代の哺乳類のようで少し燃えてみたりする生物おたくです(笑)