にっぎゃ、とパンと酵母
2023年04月06日 (木) 01:05
体調が思わしくないので、ニーム茶を久しぶりに飲みました。

にぎゃい。

苦い、じゃなくて、にぎゃい。スタッカートつけて言いたくなる。

飲んだ瞬間は、まあ、こんな味か、という感じなのですが、

後からじわじわ来る。

苦いのが。じわじわ。

で、苦い、と言おうとするのですが、

手足をじたばたしていたり、顔をうつむけて耐えていたりするので、なんかこう、つい、こう、

スタッカート。

にっぎゃっあぁぁ……。

ぎゃ、と言った方が、気分が出ます。なんの気分かは知らない。


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口内炎、できてしまっているので、ビタミンも取ります。

ローズヒップのお茶が、ビタミン多めです。このハーブのビタミンは、熱湯を注いでも壊れにくい。

サラダに、みかんも入れました。


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ちょっと気になっているのが、酵母とパンの記述。

りんごなどから、天然酵母を作ってパンを焼く話が、なんだかよく見かけるな、と。

あと、ふわふわのパン?

五千年ぐらい前のパン、イースト菌ほどじゃないけど、多少は柔らかかったと思われるんだが……ビール使うから。

異世界に転生して、柔らかいパンを食べたい場合、ビールを混ぜて焼くのが簡単なのじゃないかな、と思うのですが。歴史上でも、ビール作るついでにパンを焼くみたいな絵があるし。古代エジプトあたりに。なお、ビールは、飲むパン、と言われていました。どっちも発酵させるんで、途中まで、作業が同じだった。

現代でも、イースト菌を使わないクイックブレッドというパンのレシピで、ビールを混ぜたりします。わりと柔らかく仕上がります。さめたら、ちょっと固くなるけど。ビールを使わない場合は、重曹を使ってふくらませるみたいです。

で、ふわふわのパン。

労働者には、不評だったと思われます。ふわふわのパン。

ふわふわ、ということは、空気をたくさん含んでいる。つまり、材料が少ない。

柔らかくてふわふわだと、食べやすいけど、消化も早い。

貧しい労働者の場合、朝、前の日の残り物か、森や林になっている木の実をちょっとつまむのが朝食で、

そのあとは夕食まで、空腹をごまかすために、なにかをかじるぐらいです。

その場合、消化の良い、ふわふわのパンだと、もたない。

できるだけ胃に残ってくれる、固いものがありがたい。となります。

保存食、ということを考えても、柔らかいパンは、傷みが早いのではないかと思います。バターやミルクを入れていたら、特に。

児童文学のアニメで、おばあさんが一週間分のパンを焼いて、つるしている描写を見たことがあります。食べるときにもう一度焼くのですが、カビたりしないように、水分を飛ばして、固く焼いているのじゃないかと思います。

ベーグルも、茹でてから焼くけど、長持ちするようにと考えて、ああいう作り方になったのじゃないかな。

聖書のルツ記に、労働者の描写があって、畑仕事をする人たちに、畑の持ち主が、パンを配っていました(大麦のパンと酢を配っていました。おそらく、日当の一部として)。

大麦の、ぺったん、とした、膨らんでいないパンと思われます。

固めのそれを、がじがじ、としながら、ゆっくり食べたんじゃないでしょうか。食事の際に何度も噛むと、空腹感が薄くなります。そのうえで消化しにくいものを胃に入れていたら、お腹がすいて動けない、というのをかなり防げます。

ちなみに、ビールを混ぜてパンを焼いたらどうなるかは、一度実験したことがあります。一次発酵も何もなしで焼いたので、ホットケーキと甘食の、中間ぐらいの固さになりました。

ふわふわではありませんが、がちがちというわけでもありません。指でちぎれました。

麦の種類ですが、大麦は、育てるのが楽なので、長い間、庶民のパンは大麦が普通でした。大麦、と言っていますが、ライ麦とかカラス麦とかも混じっていて、あんまり区別していなかったみたいです。畑でとれる麦を食べる、という感じだったみたいです。

小麦は、大麦より甘くておいしいので、お金持ち用の麦でした。作るのが大麦より手間がかかるのと、気候の変動などがあって、小麦を大々的に作れるようになるまで、時が必要でした。

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