2010年02月17日 (水) 20:56
以前にも紹介したノベル式幻想入り動画です。昨日更新されていたのを発見したので見たんですが……
一言で言えば神です!
久々に感動の余りに泣きました!
そして、仮面ライダークウガは『仮面ライダー』ではなく『クウガ』だと、私は言いたい。
すみません、のっけからテンションがおかしいです。
ですが、突き動かす感動というものがあるから仕方ない……かな?ごめんなさい。しかも前と同じ事も書くかもしれません。
勝手に語り出しますが、
まずこの感動は作者がクウガを愛し、クウガという作品を理解し、かつ東方という舞台は何を意味するのか理解しているからこそ出来る感動だと思うんです。
そもそもクウガという作品は、リアル重視な作品なんです。確かに仮面ライダーとは着いていますが、劇中では仮面ライダーという単語が出て来ず、技名も叫ばず、寧ろ作品内の人々は怪人と同じ未確認生命体として捉えられ、序盤では仲間割れとしか考えられず警察に発砲されるシーンもあります。そして最後の決戦では、楽しそうな笑いを上げる未確認生命体のボスと、泣きながら拳を振るう主人公の生身の殴り合いが繰り広げられ、作品の深さを感じざるを得ません。今まで主人公は、暴力は嫌いだけど理不尽な殺人で笑顔を奪われる人々は見たくないと、気丈な姿を見せ続けてきたのかと。
蒼穹我の作者はそれらを理解しているからこそ、蒼穹我での初変身時に、懐かしく身に染みてるけど好きにはなれない感触だという描写があるんです。
版権キャラ幻想入りだから、当然東方キャラが只の引き立て役になったり、蔑ろにされるのではというコメントも、幻想入りwikiにありました。
確かに、弾幕は怪人には効かない、戦力になるのはクウガだけ、といった話が展開されます。しかし動画を見ていると、弾幕が効かないのには訳があるような印象を受けましたし、作者も理由があると言っていました。
それに幻想入りwikiで作者は、クウガと妖怪が肩を並べる意味はなんであるのかを考えていきたい、というようなコメントをしていたので、非常に期待出来ると思います。
そして、能力を喪失した輝夜、慧音、紫。泣きながら拳を振るう黒い戦士と、嬉しそうに笑いながら拳を振るう白い戦士の死闘が紫の夢に何度も出て来た意味。
至る所に伏線があるので、ミステリアスな意味でも楽しめます。
区切りが良いので続きます。