2010年07月28日 (水) 04:51
久しぶりの活動報告ですね。あの毎日更新していた時が信じられないくらいです。
ところで実は、現在ある企画の参加を試みていています。あの、ユーザーページにログインしたら感想か何かかとビックリするであろう、あれです。
『百鬼集帖』
いや、以前DEEP三昧さんが五分祭に参加してたの見て、企画とかに参加してみたくなったからなんですが…。
うん、ホラーって何だろう…。
話を練ってると、不思議だけど何か良い話になってたり、怖いものの何かサスペンス的なものになってたり…。
試しに去年の作品を少し読んでみたんですが上手く定義が掴めず、締め切りに焦りを感じながら右往左往してる所です。
ホラー映画ならリングやら呪怨など。ホラー漫画なら本当にあった怖い話。それらを参考に練ってみても、どうしてか幽霊が物理的な存在として認識してしまって上手く想像出来ないんですよ。
亡霊姫や騒霊達の影響なのだろうか。
それともゲームのやり過ぎで、幽霊をモンスター同然に認識しちゃってるのか。
何はともあれ、残された時間はあと3日。間に合うかな…(汗)
Vampire HorrorとGothic Horrorと異形コレクション・シリーズをこよなく愛するDEEP三昧です♪
微力にも足る事が出来るか分かりませんが、私なりの意見をしてみます。
でも、多分上手くは纏まらない‥‥ort
◆――
幽霊や悪意のあるなんらかの意思が、どうしても物質的・人格化してしまう
――◆
これだけは言えますが、心霊ホラーの定義の捉え先が『キャラクター』になっていますね。ホラーとは『恐怖心』なのです。
そうですねぇ~‥‥
童心を振り返り、自分がどのような事が怖かったかを思い返してみて下さい。多分それは、幽霊を『見た』と言うどレア体験では無かったと思います。
幽霊と言う存在が怖いのではないのです。
得体の分からないモノ。
何で起きたか分からない現象。
そして、『遮蔽される五感の一つ』と、変わりに『研ぎ澄まされる五感の一つ』
それが現象で表現する怖さです。
もう一つ大切な要素。
それが前置き設定です。
これはもう、作品によって様々ですが。
単純に言ってしまえば、古くない林間学校の肝試し前に先生が話した安い『曰わく』です。
分かり易さ重視に極端な事言いますねぃ?
もう白々しいくらいに、『相手』を連想させてしまう伏線書きでも良いのですよ。
◆◆―
こんな廃墟の病院。
入らなきゃよかった。
肝試しなんて止めればよかったぁ。
「こわいよぉ‥‥」
3階で見ちゃった写真が頭から離れない。
あれだけ散らばった写真から、何であの子だけが私と目が合ったの?
どうして、あの子だけがずっと‥‥頭から離れないの!?
懐中電灯でしか見えない廊下に、いつあの子の脚が‥‥
はぁ、 はぁ、
何も聴きたくないのに、どうしても耳をすます様にして歩く。
はぁ、
帰ろう。外へ。
はぁ、
か細く、
「おねぇちゃん」
―◆◆
しかし断固幽霊は登場しないのです。
だって実際幽霊なんて出ないでしょ?出ないものなら見ないのがリアルで移入しやすいのですよ。
だって‥‥私は実際見た事無いですよ?
幽霊が出るのが怖い事なら、幽霊をみた事のない私はホラー的な恐怖を感じた事などないはずです。
しかし、私以外の幽霊を『見た事』の無い人も恐怖心を感じた事が沢山あるはず。
それが設定・伏線・現象のホラー3要素により生じる恐怖心。
つまりホラーの定義と捉えられる、考え方の一つではないかと思います。