御礼!天正鬼とぶらい打ち上げ編☆
2015年11月21日 (土) 21:59
(ナレーション)「祝:天正鬼とぶらい~日向雨絵詞完結を記念して、九王沢家主催の打ち上げ会に駆り出されたチカン兵衛は、おっとこ臭い島津勢を誘導していて、電車を乗り間違え、会場に近い九段下に着くどころか、JR秋葉原駅に到着してしまうのでした…」

(メイドに囲まれる島津勢とチカン兵衛。スマホで九王沢さんに電話)
「なっ、なんじゃここは魔境でごわすか!あン獣ンの耳した女子は、何者かあっ?!」
「ああっ、こっ、こらお前ら勝手に行くな!おっ、おっぱい!助けてくれ!…えっ、今どこにいるかって!?知るか!秋葉原のどっかだ!」

(九段下、日本武○館会場が九王沢家の力で貸し切りに。立食パーティに特設ステージが設けられているが、まだ初震姫と桐峰たち主要メンバーしか到着していない)
「まだですか…わたし、お腹が空きました…」
「ちょっ、ちょっと待って下さい初震姫さん…(九王沢さん、通話に集中できない)えっ、今どこですか?近くに来てるんですか?秋葉原?」

「そうだ!よく分からんが、連中を秋葉原に離したら、えらいことになってしまった!」
「(島津義弘率いる薩摩兵、アニメイト及びメイド喫茶を発見)おッし!今宵は繰抜で行くど!総員、財布とカードを確認するでごわす!」
「おっ、お前らその顔で、アニメグッズ買うのか!?」

「九王沢殿、ご馳走は食べるものではないのか?(桐峰、目の前にバイキング形式で用意されたご馳走が食べられず、かなりいらいらしている)」
「桐峰さん、あの…もう少し待ってくれますか?」
「迎えに行きましょうか?(五鶯太、スマホで地図を検索する)」
「(夷空)やめておいた方がいいな。この二人(初震姫と桐峰)を見張る人間がいないと、お祝いする前にこっちもえらいことになってしまうぞ」
「(明那)桐峰、とりあえずここにあるの食わんならええのやない?」
「(初震姫、自前の出前帳を取り出す)わたし、出前を取ります…何でもいいからとにかく、お腹が空きました」
「じゃあ、俺も」「私も」「どうぞ。この中から好きなお店を」
(勝手にスマホで出前を取り出した初震姫に、注文が殺到)
「(夷空、ビールを勝手に開けだす)じゃあ、ビールくらいはいいよな?」
「あ、グラス持って来ますよ」(五鶯太と明那、二人でグラスを並べだす)
「みっ、皆さん。ああ、もうわたしだけじゃ止められません!チカン兵衛さんっ、何してるんですか早く来て下さいっ!?」

(道端で突然、ゲリラライブ開催、西軍アイドル石田みったん登場)
「なっ、なンかア、あれは!?石田三成?あっ、アイドルじゃとおッ!?」
「だあからお前ら、何にでも食いつくなっつの!?(おっきいお友達の人ごみに揉まれる)おっぱい!お前たち、本編に出てるからって勝手に始めたら、許さんからな!泣くぞ!?」

「ええっ?何ですかよく聞こえません!?始めてしまって大丈夫なんですか!?」
(会場、初震姫が頼んだ出前まみれ。食べきれないほどのご馳走)
「正直、頼みすぎました…」
「(夷空、実はもうお腹いっぱい)どうするんだ、こんなに寿司とか蟹とかピザとか…」
「ほへはくへふ」(桐峰、口の中食べ物いっぱい)
「桐峰、食べ過ぎちゃう?」
「(五鶯太、巨大ケーキを持ってきた会場スタッフを案内)く、九王沢さん!このケーキ、ステージでいいんですか?」
「え、ええ…(九王沢さん、返事をしたはいいが、食べ物で埋まってきた特設ステージを眺める)あああ、こっちも間に合いません。どうしましょう」
「そもそも、このステージは何をするためのステージなんですか?」
(と、ケーキとともに、マネージャー島左近とともにみったんステージ入り)
「遅れてごめんなさーい!(ステージ衣装のまま、みったん頭を下げる)道が混んでて!今夜の関ヶ原はどこかしら!?」
「(九王沢さんいっぱいいっぱい)すっ、すみません。…えっと、じゃあケーキは後にしてステージ入って下さい!」
「はいみったん、ステージ入るよお…今日、三十分押しでお願いしまあす(島左近スタッフ連絡中)」
「ねえまだ開演してないの!?わたしの西軍たち(ファンのことらしい)、皆外で待ってるんだけど?」
「(九王沢さんやっとチカン兵衛と電話がつながる)…あ、はい!島津の皆さんはお外ですか?ご馳走?…いっぱいです!すぐに入ってきてください!」

(チカン兵衛が無事到着、会場満員になり、ご馳走行き渡る。ステージ上に初震姫と桐峰たち主要メンバーに、みったんのMC)
「皆さん、今日はね、みったんじゃなくてこちらの皆さんが主役でーす!今夜は夏から続いた時代劇共作『天正鬼とぶらい~日向雨絵詞』が完結なんです!これから乾杯して、皆で素敵な夜にしましょう!!!」
(九王沢さん、ステージのメンバーにグラスを配る)
「では改めて、お二人で」
(初震姫と小野桐峰、顔を見合わせる)
「で、では」「それでは」
(会場満員のコール)


「乾杯!!!!!」

ここまでお読みくださった皆さん、応援下さった方々、本当にありがとうございます☆伝;小野桐峰を担当して下さった九藤朋さんともども、皆さまに厚く御礼申し上げます!!
コメント全17件
コメントの書き込みはログインが必要です。
橋本ちかげ
2015年11月22日 18:44
marronさん
お祝いありがとうございます(*´∇`*)久しぶり(初?)に通報されないチカン兵衛を描いてみました…武道館コンサートをした戦国アイドル石田みったんは、『石田三成が突然美少女すぎるアイドルになると関ヶ原が困る』に出演中です。
打ち上げにわたしは参加していません。行こうと思ったら九王沢さんに、
「ちかげさんは『戦国恋うる君の唄』152部の原稿、明日〆切でしたよね?」(天使の笑み)
と、きっぱり拒否られましたので(;´Д`)
marron
2015年11月22日 17:48
う、打ち上げお疲れ様です!

まさかの軍チさまが・・・(|||ノ`□´)ノ
そんなお話でしたっけ?あまりのインパクトにいきなり思い出せないくらいです。
九王沢さん、リッチだなぁ。
ちかげさんも、参加されたのですか?
橋本ちかげ
2015年11月22日 17:02
紅月さん
お祝いありがとうございます☆Twitter上ではずっとお世話になっているのでお気づきかも知れませんが、わたしもR18始めましたよ( ̄ー ̄)そちらも近々更新しますので、ご注目下されば幸いです。
紅月 実
2015年11月22日 16:33
完結おつかれさまです!
最近は全然読みにいけていませんが、そのうち必ず伺います! 壁│ ̄)コソ
橋本ちかげ
2015年11月22日 15:16
朋さん
ごめんなさい源ちゃん…武道館にゃんこは入れないから。源ちゃんは『戦国恋うる君の唄』にご招待しますから(>_<)

そして『繰抜』に大切なのは退かぬ勇気と萌える心らしいです。あ、あと初震姫から桐峰殿に渡すものがあるようです。

「昨晩の出前の請求書です…出前は食べた人で割り勘みたいです…」

現金はチカン兵衛が預かっていくそうです…

「いいから早く出せ!おっぱいが来ないうちに!」

架空の請求書詐欺にご注意下さい(`∇´ゞ
九藤 朋
2015年11月22日 13:29
源「ふぎゃあああああ」
九「ど、どうした、源ちゃん?」
源「おれ、呼ばれてにゃいよう、にゃんでええ(=´;ω;`=)?」
九「い、いや、源ちゃん、出演してないよね…?」
源「宣伝協力したもん!!」
九「初震姫さんに抱っこされてただけだよね?」
源「みゅうう(=´;ω;`=)」

…すみません、ちかげさん(^_^;) あれ?繰抜ってそんな使用例もあるの…?
そしてきりちゃんと初震姫さんが要注意人物のように目されて…?
九王沢さんがセレブで良かったね、二人とも…(゜-゜)

橋本ちかげ
2015年11月22日 11:54
高さん
九王沢さんには無茶なお願いをしてしまいましたね(;´Д`)やつらはノンストップでした…
2015年11月22日 11:38
 乾杯!
 九王沢さんも彼らには敵わないと。お疲れ様です……。
橋本ちかげ
2015年11月22日 08:41
霜月さん
うわあ霜月さんが来てくれた(o^-^o)はい、ようやっとの千秋楽です☆かなりコアな描写ある時代劇でしたが、最後まで霜月さんに読んで頂けて光栄です(`∇´ゞほら、『九王沢さん~』のときもそうですが、本編の余韻をおまけでぶち壊しにするのが橋本ちかげ作品ですから…すみません調子に乗りすぎました(;´Д`)
霜月透子
2015年11月22日 08:04
ついに終わってしまいましたね…。
そんな余韻を吹き飛ばすような勢いある打ち上げ(笑)
あの読後感を返して〜o(*≧□≦)o

お疲れ様でした。
楽しませていただきました^_^
前のコメントへ 12 次のコメントへ