2015年02月13日 (金) 16:26
こんにちはくわひらです。
白魚噺という短編を投稿しました。読んでいただけたら嬉しいです。
元々吉原や花魁を題材にした作品がとても好きで、いつか自分でも書いてみたいと思っていました。美しく儚い作品の数々に影響された結果が新造と遣手の同性愛というところに自分のえも言えぬ深い闇を見た気がしてなりません。
他の方々がどういうお話の作り方をされているのかは存じ上げませんが、私はお話を作る際にはっきりとしたきっかけがある場合がほとんどです。白魚噺では、女郎を題材にした作品が書きたい!というきっかけがあり、ストーリーを決めるきっかけになったのは盆明け八朔という言葉でした。
盆明け八朔と言うのは旧暦でいう8月1日のことであり、その日にはみんなが白装束を着るのが仕来りだったそうです。そこから、八朔に白装束を着て道中をしたら白い金魚のようだろうなあという連想に始まり、このようなお話に至りました。
書いててとても楽しかったのですが、いかんせん内容が内容なのでこれはR15?18?と悩みました。一応R15にはしてみましたがそんなに描写はありません。多分。
それではこれで失礼します。ありがとうございました。