2019年04月09日 (火) 22:11
進捗
芳しくない(真顔)
四章はようやく皇帝直轄森林地に到着。森の案内役と共に森林での主依代探索から始まります。シュプリーアの出自に関する話です。
物語のキモである彼女という存在が何なのか……というところに迫るものですが、これ三章投稿中にはあがりませんね、ええ。
とはいえ先は長いので頑張って行きます。
この世界について
現在を仮称第八文明世界と学者たちは称しています。文献や遺物、魔法の痕跡、また地層などから、過去七つの世界が竜達の戦に巻き込まれたとされます。
その内三回ほど十全皇が文明滅亡の引き金を引いており、衝突した相手は大体ユーヴィルです。ユーヴィルは竜精というものの中でも最初期の存在ですので、竜そのものと大差がありません。占有根幹魔力帯(オールドパルスライン)も保有している、正真正銘の化物です。
じゃあそんな奴の娘であるエオってどんなもんだよ、と考えると、彼女に慕われるヨージ君には頑張って貰いたいと願うばかりです。
現在の文明度……というと、尺度や解釈の違いはあるでしょうが、想定は『魔法のある第一次世界大戦前後くらい』です。産業革命が起きようもない世界なので、工業の発達は遅いです。特に大帝国は。
ただ、火を悪としないバルバロス、あまり頓着していない扶桑、そこまで火を危険視していないイナンナーなどは、工業に注力し始めています。エウロマナ方面は……内乱が多すぎて、現実でいうところの中世……ほど貧しくも恐ろしくもありませんが、文明度は低め。ただ倫理観も怪しい上に制限するもの(キリスト教のような宗教権威)がないので、ところどころ怪しい発展をしている小国はあります。
また、過去に栄華を極めた文明世界も存在する為、それを掘り起こして再利用などしている場合が世界各国多いので、時代背景に似つかわしくないものが運用されていたりもします。
いいですよね、超古代の遺産。ファンタジーっぽいんだから超古代の遺産とか当然欲しいですよね。